キータとアヴァロンが対決するシングルマッチ。
試合前、先に登場したアヴァロンが、いきなりマイクアピールを敢行。
アヴァロン「わかってるさ。ついに“プリティ”ピーター・アヴァロンが新日本にやってきたぞ。ここにいるお前らの醜い顔を見れてうれしく思うぜ。(※客席を指さし)お前も同じだ。(※『ブルーパンツはどこだ?』という野次が聞こえ)お前がブルーパンツでも履いてろ(※さらに『ブルーパンツはどこだ?』という声が飛ぶ)信じられないな。俺はこのプリティな顔を見せに来たわけじゃない。新日本やAEWのプロレス界にとどまらず、俺こそが“真の男”ピーターであることを証明しに来たんだ。キータ、お前に言いたいことは簡単だ。(※客席を指さし)お前たち、特にかわいこちゃんのお前に教えてやる。“プリティ”ピーター・アヴァロンはこの俺だ(※と言って自信満々に自分を指さす)」
ここでようやくキータが入場し、コーナーへのぼってアピール。すると、アヴァロンがマイクを手渡してキータを油断させ、延髄斬りで不意打ちに出る。
ここで試合開始のゴングが鳴り、それと同時にアヴァロンが串刺し攻撃をお見舞い。そして、間髪入れずにデスバレーボムで叩きつける。
これでキータは防戦一方になってしまうが、ロープ際のラリアットでアヴァロンを場外へ落とし、トペスイシーダを敢行。そしてリングへ戻ると、バックドロップで追い討ちをかける。
それでもアヴァロンは逆水平チョップの打ち合いへ持ち込むが、キータがカウンターマンハッタンドロップをお見舞い。そして、アヴァロンの首をトップロープへ打ちつけ、ランニングフロントハイキックへ繋ぐ。
その後、キータはコーナー最上段へ座るが、アヴァロンが脚を引っ張って転落させる。そして、カウンターバックエルボー、変型チンロック、スリーパーホールド、バックドロップなどで一気に畳みかける。
だが、キータはアヴァロンの動きを読んで丸め込み、返された直後にニーアタック、トラースキック、バックブリーカーで逆襲。しかし、アヴァロンはキータをエプロンへ追い出し、三角飛びドロップキックで場外へ落とす。そして、トペスイシーダ、トップロープ越しのジャンピングニードロップで追撃。
次にアヴァロンは雪崩式攻撃を仕掛けるが、キータが脱出してブレーンバスター。そして、ラリアット、バックエルボー、チンクラッシャー、変型フェースバスターなどで攻め込む。
しかし、アヴァロンがローキック連打で逆転し、逆片エビ固めで捕獲。それでもキータはロープへ逃れ、トップロープ越えの前方回転エビ固めから変型タイガードライバーへ繋ぐ。
その直後、キータは逆エビ固めを繰り出すが、アヴァロンが切り返して丸め込む。そして、シャイニング延髄斬りからゴールデンアーチ(変型逆片エビ固め)を極め、キータをギブアップさせた。
【試合後コメント】
※アヴァロンはノーコメント
キータ「俺はあきらめずにここまで闘ってきたが、連敗続きだ。『NJPW STRONG』のリングでシングルマッチを闘ったのは今日が2回目だった。“領域の支配者”キータという名前を証明するために闘ったが、勝つことができなかった。タッグマッチだと勝つことができたんだが、シングルではそうはいかなかった。だが、それでもかまわない。人生においても勝つために、そして成功を味わうために、時には失敗することだって必要だ。だから今日、AEWスーパースターの“プリティ”ピーター・アヴァロンに負けてしまったことは仕方がない。プロレスラー“ザ・キータ・サクセス”はこれからも闘い続ける。そして、新日本プロレスに“STRONGの支配者”として俺の名前を刻んでやる」
NEW JAPAN SHOWDOWN
- 日時
- 2022年11月20日(日) 開場 10:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・The Vermont Hollywood(カルフォルニア州ロサンゼルス)
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第1試合 15分1本勝負
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キータ
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ピーター・アヴァロン
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