エピソード87で『NJPW STRONG』へ初参戦したスカイラーが、初登場のアリを迎え撃つシングルマッチ。
序盤、アリが腕を固めると、スカイラーはヘッドロックで対抗。しかし、アリがコーナーでフェイントをかけ、再び腕を取って絞る。
だが、スカイラーが切り返してアリをニュートラルコーナーへ激突させ、逆水平チョップをお見舞い。そして、コーナーでフェイントをかけるが、アリが先読みして背後から蹴り飛ばす。
これでスカイラーの動きが鈍ると、アリはモンキーフリップ、バックブリーカー、スイングネックブリーカーで追撃。そして、またもや腕を固めていくが、スカイラーが切り返し、ジャンピングニーアタックで場外へ落とす。
そのまますかいらーも場外へ降り、アリの頭部をエプロンへ叩きつける。そして、リングへ戻ると、セントーン、チョップ、ヘッドバット、カウンタータックルなどで攻め込む。
さらにスカイラーはブレーンバスターの体勢に入り、抵抗したアリのつま先を踏みつける。そして、その脚をを抱え、フィッシャーマンズスープレックスホールドで押さえ込む。
その後、スカイラーはカウンタージャンピングニーアタックからダブルアーム式パワーボムでアリを叩きつける。そして、素早くSTFで捕獲し、ギブアップを迫る。
しかし、アリがロープへ逃れ、ボディブロー連打、逆水平チョップ、パンチ攻撃で挽回。そして、スカイラーを突き飛ばしてカウンターバックエルボーを見舞うと、顔面パンチとマンハッタンドロップで追撃。
さらにアリは、シーソーホイップでスカイラーをセカンドロープへ激突させ、無防備になった後頭部へエルボーをお見舞い。そして、エプロンからトップロープ越えのギロチンドロップを投下し、3カウントを迫る。
その後、エプロン上の攻防となり、スカイラーがフロントハイキックからスピアーを食らわせる。そして、エプロンからセカンドロープ越しのスピアーも命中させ、アリを追い詰める。
続いてスカイラーは雪崩式攻撃を仕掛けるが、アリが激しく抵抗し、フライングボディアタックの形で押し潰す。苦しくなったスカイラーはエプロンへ退避し、アリの首をトップロープへ打ちつける。そして、再びセカンドロープ越しのスピアーを放つが、アリが低空ドロップキックで撃ち落とす。
その後、アリは串刺しラリアットから雪崩式攻撃を狙うが、スカイラーが抵抗してファイヤーマンズキャリーで持ち上げる。そして、そのまま雪崩式カミカゼを炸裂させ、片エビ固めで3カウントを奪取した。
【試合後コメント】
スカイラー「何年ものあいだ、俺はプロレス界の団体を渡り歩くヤツだと言われてきた。そう言われていることをよろこぶべきなのかもしれないが、俺はその言葉から無礼さを感じた。チャンスを待ち続ける犬みたいな扱いを受けるのはもうウンザリだ。俺は十分待ち続けた。ほかのヤツらが俺にそうしたように、今度は俺がほかのヤツらからチャンスを奪ってやる。これ以上はもうウンザリだ。そしていま、ジョン・スカイラーは野良犬のように解き放たれた。お前たちからすべてを奪ってやる」
アリ「俺は試合後にカメラの前で何を言うべきなんだ!? キャリアで1番の負けだった。ジョン・スカイラーに負けたんだぞ!? ジョン・スカイラーなんて120センチとかそこらだろ!? いま、リング上で闘っているロッキー・ロメロが、試合前に俺の試合を見ていたんだ。それなのに俺は負けてしまったんだぞ!(※とまくしたてながら顔カメラへ近づける) アメリカで最高のタッグチームであるFTRのダックス・ハーウッドも見ていたのに、負けてしまったんだぞ! 今回が俺にとってどれだけのチャンスだったかわかるか!? 負けたあとにカメラの前で何を話せって言うんだよ!! 見たらわかるだろ! 俺は負けたんだ! (※自分を指さしながら)何年も『次はやってやる』って言い続けてきた。それなのにジョン・スカイラーに負けたんだ」
HIGH ALERT
- 日時
- 2022年9月4日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・Grady Cole Center(ノースカロライナ州シャーロット)
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第1試合 15分1本勝負
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ジョン・スカイラー
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ラッキー・アリ
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