新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜
- 日時
- 2007年10月27日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 鳥取・鳥取産業体育館
- 観衆
- 2300
-
第7試合 30分1本勝負
G1タッグリーグ公式戦レフェリー|田山正雄
MATCH REPORT
だが、リングインした金本、棚橋も連携攻撃で挽回し、真壁、矢野を場外へと追いやる。
リングインした矢野は、棚橋の後ろ髪を掴むと、棚橋はカンガルーキックでこれを脱出。さらに、棚橋はエルボースマッシュを放つが、矢野は後ろ髪を掴んで引き倒す。
真 壁対金本となり、金本のショルダータックルを受け止めた真壁。続くロープワークから金本がリープフロッグ、モンキーフリップからのドロップキック。だが、 矢野がロープへと走る金本の背中を蹴ると、真壁がラリアット。さらに場外でハイジャックパイルドライバーを見舞い、セコンドの本間も介入して金本を攻撃。
何とかリングインした金本に真壁がボディブロー。うずくまる金本に矢野が木槌攻撃、紐を使ってのチョーク攻撃。さらに真壁はボディブロー、ブレーンバスターから金本をカバー。これはカウント2。
ここで場内から大「金本」コールが起きるも、真壁は串刺しラリアット。声援に奮起した金本は顔面への飛び膝蹴りをカウンター気味に入れて反撃。
タッチを受けた棚橋は、出てきた矢野にドロップキック、真壁にフライングフォーアーム、フラッシングエルボー、サンセットフリップ、ハーフハッチスープレックスと猛攻を仕掛ける。それでも真壁がショートレンジラリアットで棚橋に逆襲。
金本対真壁の場面、金本は対角コーナーを背にする真壁に張り手、キック、膝蹴りを乱打し顔面ウォッシュへ。棚橋も矢野に顔面ウォッシュで続き、金本は締めの1撃を追加。
さらに金本はローキック、ソバットを見舞ってロープへと走るも、場外から矢野が脚を引っ張って妨害。その金本に矢野通と真壁はトレイン攻撃、合体バックドロップ。そしてカットに来た棚橋にもフラップジャックをさく裂させる。
金本は矢野のスキを突いて首固め。しかし、真壁が田山正雄レフェリーを引き付けていたため、カウントは入らず。そして、矢野は金本にスクールボーイ。あわやカウント3のところで、棚橋のカットが間に合う。
そ して、金本は矢野をアンクルホールドで捕獲。それを真壁がチェーンラリアットでカットしようとすると、棚橋がその真壁にスリングブレイド。そして、棚橋が 矢野目掛けてハイフライフローでダイブし、金本が間髪入れずにムーンサルトプレス。これで3カウントとなり、金本組がG・B・Hの猛攻を凌ぎ大逆転勝利を 収めた。
試合後、マイクを握った金本は、「おーし、俺と棚橋はあきらめへんぞ、勝つぞ! それと田口、明日神戸で俺がベルトを獲ってやるから。よし、締めてくれ」とアピールし、棚橋にバトンタッチ。そして、マイクを受け取った棚橋は、「鳥取の 皆さーん、愛してまーす!」と絶叫。4勝3敗で全日程を終えた棚橋、金本組は、後藤、ミラノ組と共に暫定トップ。10/28神戸の結果を待つ格好となっ た。
COMMENT
棚橋「最後まで信じる、それだけ。俺の望みは1つ。金本さんが(IWGP Jr.)チャンピオンになって、後楽園ホールに“チャンピオンタッグ”として出る。そんだけ!」
金本「Jr.とヘビーのチャンピオンが揃って、後楽園に立つからな」
真壁「(怒りの形相で)オイ! ナメんな、この野郎! 棚橋、金本、次はねぇぞ!!」
※矢野は本間の肩を借りて控え室へ