新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜
- 日時
- 2007年10月27日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 鳥取・鳥取産業体育館
- 観衆
- 2300
MATCH REPORT
勝ち点6の中に7チームがひしめき合うという前代未聞の大混戦となっている「G1タッグリーグ」。この状況に終止符を打ち、1番乗りで優勝決定戦へと進出 したのは後藤洋央紀&ミラノコレクションA.T.の新ユニットコンビ。“タッグのスペシャリスト”邪道、外道に終始試合の主導権を握られるも、ヘビー戦線 で新風を巻き起こしつつある2人の勢いがそれを凌駕。最後は後藤の完璧な昇天が炸裂し邪道から3カウントを奪取。首位だった邪道、外道に3敗目をつけると 同時に、後藤&ミラノが4勝目を挙げて後楽園ホールへと辿り着いた。
同じく公式戦最終試合となった永田裕志&中西学は、曙の攻略に成功しかけて いた矢先に思わぬ落とし穴が。今シリーズ、ここまで蝶野正洋と数々の連携攻撃を披露してきた曙は、重量感溢れるボディプレスと切れ味抜群のシャイニングケ ンカキックのサンドイッチ攻撃という新技を繰り出す。まともに食らった永田が轟沈し、3勝目を挙げた蝶野組が優勝戦進出に望みを繋いだ。一方、敗れた永田 組は3勝4敗で全日程を終え、無念の予選敗退となった。
明日の結果如何で、優勝戦線はさらに混沌とする状況に?!
今日までの段階で同率ながらも首位をキープしていた真壁刀義&矢野通は、持ち前のラフ殺法を武器に、負ければ後の無い棚橋弘至&金本浩二を攻め立てる。だ が、昨年の準優勝チームとして予選落ちだけは免れたいという思いと、鳥取のファンの大声援が2人を後押し。最後は乱戦の中、明日の神戸大会で田口隆祐の持 つIWGP Jr.ヘビー級王座に挑戦する金本が、棚橋のハイフライフローのアシストを受けて、矢野をムーンサルトプレスでピンフォール。これで4勝3敗とした棚橋組 は後藤組と共に首位となり、後楽園へと駒を進めた。
明日の公式戦は3勝3敗の4チームが激突。結果如何では、4チームが4勝3敗で並ぶという状況も考えられるだけに、未だ予断を許さない状況が継続している。