新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN SOUL C.T.U FAREWELL TOUR

日時: 2007年7月13日(金) 18:30開場　19:00開始
会場: 宮城・Zepp Sendai
観衆: 515

第5試合 30分1本勝負

飯塚高史
中邑真輔

中西学
ジャイアント・バーナード

境界線

12分23秒　胴絞めスリーパーホールド

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

中西対バーナードの場面。両者のショルダータックル合戦は互角。そこからバーナードがボディスラムで投げると、中西もボディスラムをお返し。そして、中西の挑発にバーナードが応じ、両者は手四つの力比べを開始。ここはバーナードが押し込んで行くが、押し戻した中西がカウンターのスピアーでバーナードを蹴散らした。
飯塚対中邑の場面。両者は、グラウンドで目まぐるしいポジション争いを展開。そこから飯塚がビクトル膝十字固め。これをすぐに脱出した中邑が延髄斬りからブレーンバスターを狙うが、すり抜けた飯塚が脇固めで逆襲する。
その後、飯塚がBlack軍に捕まり、バーナードの滞空式ダブルアームスープレックスなどで攻め込まれる。だが、飯塚はバーナードのラリアットかわしてチンクラッシャーで脱出。
中西対バーナードとなり、中西がバーナードに逆水平チョップ連打、ローリング串刺しラリアット。対するバーナードは地獄突きで反撃するが、それを物ともしない中西は一本足ハンマー。そして、中西は野人の雄叫び＆野人ダンスからのラリアットをさく裂させ、バーナードをアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げた。
飯塚対中邑の場面。中邑がキチンシンク、ニードロップ、串刺しラリアット、ジャンピングニーパットとラッシュ。さらに中邑は突進して来る飯塚を飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで捕獲する。
そして、中邑がリバースパワースラムで飯塚をフォールするが、中西のカットが間に合う。
バーナードにフィニッシュを促された中邑はランドスライドの体勢に入るが、これをすり抜けた飯塚がスリーパーホールド。そして、さらに胴絞めスリーパーホールドへ移行。
勝利を確信していたバーナードのカットは間に合わず、中邑がついにギブアップ。中西、飯塚組の勝利となった。

COMMENT

飯塚「昨日は（G1 CLIMAX出場者決定戦で）矢野に負けて、G1出場を逃した。まぁ、済んだことはしょうがないけど、ただ昨日は散々反則をやって、それで（矢野が出場権を）取った。今日の俺の試合を見れば、どっちがG1に相応しいか分かると思う。今日は納得のいく勝ち方ができました」
※中西はノーコメント

中邑「上手いこと、足をすくわれたというか。ここのところ、冒険もしていないけど、いい調子で来た時に、こうやって足をすくわれる。まぁ、G1に向けて、いい薬になったんじゃねぇの。ただ、（飯塚は）ああいう1発があるんだったら、昨日使えよって話だ」
※バーナードはノーコメント