NJPW連合軍のレギュラーとして奮闘しているクリアウォーターが、BULLET CLUBのヒクレオをシングルマッチで対決。
ゴング直後、クリアウォーターがトーキックからエルボー連打を浴びせるが、ヒクレオはビクともせずにトーキックをお返し。そして、パワーに満ちたハンマーブロー、ストンピング、エルボー、逆水平チョップなどで追い討ちをかける。
それでもクリアウォーターは、ラリアットを回避してランニングエルボーを連発。だが、ヒクレオがカウンターショルダータックルで吹き飛ばし、マウントエルボー連打から両手で首を絞める。
これで再びヒクレオのペースとなり、クリアウォーターをニュートラルコーナーへ叩きつけて上から踏みつける。そして、ボディブロー、追走式串刺しラリアット2連発、ブレーンバスター、ショルダータックルで追撃していく。
それでもクリアウォーターはコーナーで体勢を入れ替え、逆水平チョップを連発。だが、ヒクレオがヘッドバット1発で流れを断ち切り、ボディスラム、ジャンピングボディプレス、スリーパーホールドで追い討ちをかける。
さらにヒクレオはチンロックを極めるが、クリアウォーターが変型スタナーに切り返し、チンクラッシャーで追撃。そして、動きの鈍ったヒクレオに串刺しラリアットからパンチ連打を浴びせ、カウンター低空ドロップキックで転倒させる。
これでヒクレオがひざまずくと、クリアウォーターはエルボー連打、膝を狙ったローキック、ショートレンジラリアット2連発で追い討ち。するとヒクレオはトンガンドライバーを仕掛けるが、クリアウォーターがファイナルカットへ切り返す。
その直後、クリアウォーターはヒクレオが立ち上がるのを待ち構え、ランニングフロントキックを発射。これをヒクレオにキャッチされると、ローリングエルボーからロープへ走る。
ところが、ヒクレオがカウンターパワースラムで逆転。それでもクリアウォーターはトンガンドライバーから脱出し、ブルドッキングヘッドロックの体勢に入る。だが、ヒクレオがバックドロップへ切り返し、今度こそトンガンドライバーを炸裂させてクリアウォーターを葬った。
FIREWORKS FRENZY
- 日時
- 2021年7月3日(土) 開場 11:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第2試合 20分1本勝負
MATCH REPORT
COMMENT
ヒクレオ「(※余裕の笑みを浮かべ)クソッ! “ゴールデン・ボーイ”か。これでお前を倒すのは2度目だろ。なんで同じヤツを何回も倒さないといけないんだ!? ベルトに挑戦させろよ。トム・ローラーはかろうじて俺を倒しただけだろ。ここから再スタートだな。“ゴールデン・ボーイ”も負けはしたが、悪くはなかったんじゃないか!?」
クリアウォーター「(※後頭部を押さえ)ヒクレオ、お前はタフな野郎だったぜ。前回負けたときは(※両手を広げ)こんなにも差があったが、今日はたったこれだけの差だった(※親指と人差し指で小さな隙間を示す)。なぜなら“ゴールデン・ボーイ”は経験を積んでステップアップし、どんどん強くなっているからだ。いいか、“ゴールデン・ボーイ”はまだ諦めていないぞ。金(きん)を炎に入れて溶かせば、これまで以上の輝きを放つんだ。俺は今日の負けにクヨクヨなんてしない。試合を重ねるたびにSTRONG無差別級王座に1歩ずつ近づいている。そろそろ俺の腰にベルトを巻いてもいいころだろう」