新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 BEST OF THE SUPER Jr.XIV〜Power Of Mind〜

日時: 2007年6月9日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 香川・高松市総合体育館
観衆: 1200

第4試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr.XIV　Bブロック公式リーグ戦

稔
内藤哲也

境界線

(1勝2敗=2点)
(1勝3敗=2点)

09分01秒　腕ひしぎ逆十字固め

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

内藤を場外へ転落させた稔は、鉄柵を利用して内藤の腕をロック。その後、低空ドロップキックやミドルキック、アームロックなどで内藤の腕を集中攻撃する。
「行くぞ、高松！」と叫んだ稔は、内藤をコーナーへハンマースルー。ところが、内藤は稔の串刺し攻撃をフロントキックで何度も阻止。ここからランニングエルボー、ドロップキックで反撃に出る。
コーナーに座り込んだ稔へスライディングキックを放った内藤は、続けて串刺しドロップキック、アバランシュホールドをお見舞い。だが、稔はトップロープに乗った内藤を捕らえて雪崩式ブレーンバスターを敢行。すぐに主導権を取り戻す。
バックドロップ、顔面へのドロップキックでフォールにいった稔は、内藤がカウント2でキックアウトすると、すぐさま腕ひしぎ逆十字固めへ。
だが、内藤は必死でロープに近づき、なんとかエスケープに成功。カウンターのジャンピングエルボーアタック、ミサイルキックを稔にヒットさせ、自身に流れを引き寄せる。
稔のミドルキックをかわしてのスクールボーイ、フィッシャーマンバスターを切り返してのスモールパッケージホールドでフォールを迫る内藤。続いて、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドを繰り出すが、カウント2で返した稔は内藤の腕を素早く捕獲し、腕ひしぎ逆十字固めへ。これで内藤をタップアウトさせた稔が勝利。
稔はリーグ戦3戦目にしてようやく初日が出た。

COMMENT

稔「俺は忙しいから、代打の坊ちゃん（内藤）の相手している暇はねぇからよ。と言いたいところだけども、内藤は素晴らしいですよ。別に代打とかじゃなく、初めからエントリーされていてもおかしくない。それよりＡブロックにカリ首太一（石狩）が入っていることの方が問題だよ。あっちの方が不思議でしょうがない。何でカリ首が入るのか？まぁ、やっと1勝。まだ3戦目だけど、やっと1勝。ここから先、全勝で突っ走っていかないと、決勝トーナメントにも上がれない。去年と、今年の (SUPER Jr.)開幕戦で『新日Jr.に付いて来い！』って言ったけども、俺がまだ付いていけてないから。俺が新日Jr.に付いていかないといけないから。憧れの落武者会長（サムライ）とのシングルマッチもあるんでね。絶対に負けない」

内藤「俺の中で、去年の9月にシングルでやった時（9/14宮古大会での『内藤哲也・試練の5番勝負』）よりも、自分の持っているものを全部出せたし、追い詰めた気がした。ただ、最後の逆十字の入り方。あんな事が出来るくらい、向こうにまだ余裕があったなんて。悔しいです。もう、終わった事を言ってもしょうがないから、あと金本（6/12福井大会）とサムライ（6 /14阿南大会）、待っていろよ！このままじゃ、俺は終わんねぇからな！」