第5試合の「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018」公式戦は、獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク組（2勝2敗）とKUSHIDA&クリス・セイビン組（2勝2敗）による一戦。試合前にセイビンは相手チームと握手を交わす。

　先発はライガーとKUSHIDA。場内は「ライガー」コールが発生。リストの取り合いから、ライガーはグラウンドに持ち込む。そしてクルックヘッドシザースを決めるが、切り抜けたKUSHIDAは弓矢固めへ。ライガーが脱出すると両者は一旦離れる。
　次はセイビンとタイガーが対峙。セイビンはショルダータックルでダウンを奪うが、タイガーもモンキーフリップで対抗。続く串刺し攻撃を切り抜けたセイビンに、タイガーは前方回転エビ固め。しかし、セイビンはすばやく立ち上がり胸板にサッカーボールキック一閃。
　次はKUSHIDAがタイガーにアームブリーカー。しかし、串刺し攻撃をかわしたタイガーはソバットで反撃。そして背中にサッカーボールキックを決め、ライガーとスイッチ。ライガーがKUSHIDAを場外に投棄すると、タイガーが捕獲。そこにライガーはスライディングキック。さらにエプロンを走り抜けて豪快なトペ・コンヒーロをヒット。
　ライガーはKUSHIDAをリングに戻し、ロメロスペシャルを完成させる。そこからカベルナリア、ドラゴンスリーパーと連携。タッチしたタイガーはKUSHIDAの腰にエルボーを連発。さらにサッカーボールキック、キャメルクラッチと腰を痛めつけていく。
　KUSHIDAのローンバトルは続く。だが、KUSHIDAはライガーにヒップトスから低空ドロップキックを決めて自軍コーナーへ。スイッチしたセイビンは、ライガーの攻撃をかわすと、相手コーナーのタイガーを低空ドロップキックで吹き飛ばす。さらにライガーにはトップコーナーからミサイルキックをヒット。そしてタイガーにはエプロンからサッカーボールキック。
　セイビンはライガーにトラースキックからクレイドルショックを狙う。これを切り抜けたライガーは、ライガーボムの体勢へ。しかし、セイビンはうまく丸め込む。フォールを返されたセイビンは、ライガーを抱え上げる。これをライガーが脱出すると、セイビンはソバットから延髄斬り。そしてフィッシャーマンバスターを炸裂。
　セイビンの串刺し攻撃をキックで迎撃したライガーは、掌底を繰り出す。これはかわされるも、セイビンに風車式バックブリーカーをお見舞い。次はタイガーと共にダブル攻撃を狙うが、セイビンは切り抜けると二人まとめてDDT。
　タッチしたKUSHIDAはハンドスプリングエルボーをタイガーに繰り出すも、タイガーはバックを捕獲。そこにライガーが掌底をヒットさせ、タイガーも追撃のハイキック。そして雪崩式ダブルアームスープレックスを狙うが、セイビンがカット。するとライガーがKUSHIDAに雪崩式フランケンシュタイナー。そこからタイガーがタイガードライバーにつなぐが、KUSHIDAはカウント2でキックアウト。
　タイガーのキックをかわしたKUSHIDAはオーバーヘッドキック。しかし、KUSHIDAが突進してきたところを捕らえたタイガーはツームストンパイルドライバー。そしてタイガースープレックスを仕掛けようとするも、セイビンがカット。そして延髄斬りをヒットさせる。
　ここでライガーがリングに入り、一人奮闘するが、KUSHIDAがマンハッタンドロップ。そこにセイビンが低空ドロップキックを決め、さらにKUSHIDAが首を固めたところにセイビンも低空ドロップキックを炸裂。KUSHIDA組がすばやいコンビネーションを見せる。KUSHIDA組はコーナーを背にするタイガーにサンドイッチ式キック。そして最後は合体技のOUT A TIMEを決め、KUSHIDAがタイガーからフォール勝ち。3勝目をスコアした。

 

　試合後、KUSHIDAはライガーにIWGPジュニアヘビーのベルトを見せてから握手をかわした。