バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年8月10日(水) 17:00開場　18:30開始
会場: 山形・山形市総合スポーツセンター
観衆: 2,183人

第2試合 20分1本勝負

ジュース・ロビンソン
高橋裕二郎

中西学
タマ・トンガ

境界線

06分24秒　ガンスタン→体固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　8.12両国のBブロック公式戦で激突するファレとトンガが、高橋を加えてトリオを結成。本隊トリオと対峙。選手コール時、ファレは尾崎リングアナを暴行。
　
　先発はファレと小島。スキをついてファレは相手コーナーを攻撃。ほかのメンバーがリングインし、小島に攻撃すると、そのまま中西とロビンソンを追って場外へ。
　リング上ではファレが小島をロープに飛ばし、ラリアットを狙うが、小島はその腕にラリアット。そして、ひるんだファレをラリアットで場外投棄。
　続いて、トンガと高橋が小島にトレイン攻撃を狙う。しかし、切り抜けた小島は高橋にエルボー。そして、トンガにマシンガンチョップから串刺しエルボーを叩き込み、「いっちゃうぞバカヤロー！」と雄叫びを上げ、コーナーにのぼる。だが、これはファレが撃墜。
　リング上、BULLET CLUBはすばやいスイッチワークで小島を攻撃。高橋はコーナー際で小島をボディスラム。すると、トンガとファレが場外から足を引っ張り、小島の股間をコーナーに打ちつける。続いて高橋は串刺しフロントキック、フィッシャーマンバスターと小島を攻めたてていく。
　だが、小島はコジコジカッターで切り抜けると、中西にスイッチ。中西は高橋のハンマースルーをたえると、ショートレンジのラリアット。そして、「ホーッ！」と雄叫びを上げ、ラリアットを炸裂。ここから一気にアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げるが、ファレがカット。すると、中西はファレの巨体もアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、場内のどよめきを誘う。しかし、高橋がカットに入り、中西にネックブリーカードロップ。
　次はロビンソンとトンガが対峙。すばやいロープワークから、トンガはフランケンシュタイナー。だが、ロビンソンもスパインバスターで反撃。さらに串刺しラリアットからキャノンボール、フライングクロスボディをお見舞いする。
　ここでリングは両軍入り乱れる混戦模様。そして、トンガはロビンソンのパワーボムを切り抜けると、ヴェレノの炸裂。最後はガンスタンを叩き込み、カウント3を奪った。

COMMENT

ファレ「（※トンガの方を向いて）もう、待ったなしだ。お前、そして俺とがリョーゴクで向かい合う。俺たちは兄弟だ。仲間だ。わかってるだろ。そして、お互い納得してるよな。俺に得点をよこすんだ。俺たちはチームなんだから。OK?　誰に得点を渡してトップにすればいいか。それでチャンスをつかめるんだからな。俺たちは兄弟としてここにいるんだ。犠牲になることも必要だ。チームのためにな。OK? わかってるだろ？　どう考えてるんだ？」

トンガ「（※ファレの言葉をうつむき加減で聞いていて、ゆっくり顔を上げてコメントを発する）ユー、そして俺たちはチームプレーを理解している。どうすればいいかを……」

※裕二郎は横で２人のコメントを笑みを浮かべながら黙って見つめていた

小島「さて、両国（３連戦）を前にした前哨戦、これですべて終わった。今日まで試合を終えて、俺の体は（※大胸筋をピクつかせながら）ピンピンだ。ピン、ピン、ピンだ。何も問題ないぞ。今度の両国３連戦、天山の『G1 CLIMAX』、小島の『G1 CLIMAX』、そしてテンコジの『G1 CLIMAX』、たっぷりと見せてやろうじゃないか。な、テンコジがこれまで築き上げてきたもの、そしてこれから両国で一気にクライマックスになるところを、ファンの皆様に見てもらおうじゃないか。

※中西&ロビンソンはノーコメント