BEST OF THE SUPER Jr.XXIII

日時: 2016年5月31日(火) 17:00開場　18:30開始
会場: 広島・広島グリーンアリーナ
観衆: 1,472人（超満員）

第5試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦

境界線

（3勝2敗＝6点）
（1勝4敗＝2点）

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　2連敗からの2連勝で星を五分に戻したKUSHIDAが、曲者の外道と対決するAブロック公式戦。
　
　序盤、KUSHIDAがリープフロッグからドロップダウンに行くが、外道がいきなり外道クラッチを仕掛ける。さらに外道は、ロープ際でクリーンブレイクせず、サミングで不意打ちに出る。
　しかしKUSHIDAは、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションの動きから腕にローキックを見舞う。そして、ここから外道の腕に狙いを絞り、集中攻撃を開始。キックを腕に連発すると、外道のスクールボーイをこらえて腕ひしぎ逆十字固めで捕獲する。
　さらにKUSHIDAはハンドスプリングエルボーを繰り出すが、外道が背後から迎撃。そして、KUSHIDAの両脚をエプロンへかけ、DDTで場外マットへ突き刺す。
　リングへ戻った外道は、ニュートラルコーナーのクッションを外し、むき出しになった金具へKUSHIDAを衝突させる。そして、その罪をホワイトへなすりつけると、再びKUSHIDAを金具へ叩きつける。
　外道の攻勢は続き、WARスペシャル、クロスフェースで追い討ち。しかし、KUSHIDAがハンマースルーを切り返して外道を金具へぶつけ、スワンダイブミサイルキックをお見舞い。これで外道が場外に落ちると、プランチャで押し潰す。
　先にリングへ戻ったKUSHIDAは、ロープをまたごうとした外道に低空ドロップキックを浴びせる。そして、ショルダーアームブリーカーで追撃するも、外道がマンハッタンドロップ、チンクラッシャー、トラースキックで逆襲。
　さらに外道は、顔面パンチを連発し、マサヒロ・タナカを回避してコンプリートショット。それでもKUSHIDAはホバーボードロックを狙うが、外道が切り返して押さえ込む。
　その直後、両者が同時に放ったパンチが相打ちになり、ダブルダウン。そこから2人はエルボー合戦を繰り広げ、KUSHIDAが外道の腕へミドルキック。しかし、次のバズソーキックを外道が回避し、サミングをお見舞い。さらに、パサーダでKUSHIDAを宙に浮かせ、急所にキックを浴びせる。そして、外道クラッチで押さえ込むも、KUSHIDAはギリギリでキックアウト。
　両者へ向けたコールで場内が二分される中、外道がレインメーカーポーズからレインメーカーを敢行。しかし、KUSHIDAが腕にフロントキックを浴びせて防御し、ホバーボードロックでギブアップを奪った。

COMMENT

KUSHIDA「よし！首の皮、つながりましたね。1000人いたら1000通りの、100人いたら100通りのレスラーがいて、勝ち方があるんだ。どれも間違ってない。『BEST OF THE SUPER Jr.』 is BEST COMPETITION on THE PLANET。わかります？試合見てればわかるでしょ。いろんな選手がいる。だけど、そのなかで2016年の『BEST OF THE SUPER Jr.』（優勝）はKUSHIDAだ。ひとつ言っときたいことは、新日本プロレスにはないものはない。残りふたつ。サイダル戦、BUSHI戦を獲って（シリーズ）最終戦、必ず決勝にKUSHIDAが進出します」

※外道はノーコメント