BEST OF THE SUPER Jr.XXIII

日時: 2016年5月31日(火) 17:00開場　18:30開始
会場: 広島・広島グリーンアリーナ
観衆: 1,472人（超満員）

第2試合 20分1本勝負

タイガーマスク
ボビー・フィッシュ

獣神サンダー・ライガー
ジェイ・ホワイト

中西学
ジュース・ロビンソン

永田裕志
柴田勝頼

境界線

08分03秒　バックドロップホールド

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　6・19大阪のNEVER戦を前に、王者・永田と前王者・柴田が8人タッグ戦で前哨対決。なお、ライガー、タイガー、フィッシュは『SUPER Jr.』Bブロックに出場しており、ライガーとタイガーが6・2名古屋、タイガーとフィッシュが6・6仙台で対決する。

　永田対柴田で試合がスタートし、柴田がフライングメイヤーからサッカーボールキック。すると永田は、カウンタートーキックで柴田の動きを止め、ミドルキックでダウンさせる。しかし、直後に放ったローキックは柴田が回避した。
　タイガー対フィッシュの場面。タイガーがローリングソバットで先制すると、フィッシュがミドルキック連射でお返し。その直後、同時に放ったハイキックが相打ちになった。
　ここでライガーが登場すると、場内が大歓声に包まれる。そんな中、ライガーはロビンソンに対してヘッドロック＆ショルダータックル。だが、ロビンソンが受け止め、ライガーが得意にしているポーズで挑発。するとライガーは、ロビンソンのつま先を踏んづけ、カウンター掌底を食らわせた。
　中西対ロビンソンとなり、中西がコーナー最上段からのフライングボディアタックで先制。その後、ロビンソンがのど輪ラリアットを回避するも、中西がダブルチョップをお見舞い。しかし、ロビンソンも同じ技を返し、ヘッドシザースホイップからバックドロップを食らわせた。
　永田対柴田の場面。エルボー合戦から柴田が追走式串刺しフロントハイキック。さらに、エルボー連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーへ繋ぐ。
　永田は腕固めで逆襲に出るが、フィッシュがカット。すると永田は、柴田の胸板にキックを連発し、フロントハイキックからエクスプロイダー。だが、柴田がすぐに立ち上がり、ジャーマンスープレックスホイップで報復した。
　永田対ホワイトの場面。ホワイトがランニングバックエルボー、串刺しエルボースマッシュ、ブレーンバスター。そして、ナガタロックIIを極めるも、タイガーがカットに入る。
　ここから永田がカウンターフロントスープレックスでホワイトを黙らせ、タイナーで追撃。そして、バックドロップホールドで一気に勝負を決めた。

COMMENT

中西「永田が凄いから、こっちもめいっぱい行かへんとな！」
永田「ま、ここまで来て柴田が何も言わないんだったら、それはそれでいいや」
——中西選手がフライングボディプレスを出したり、天山選手がムーンサルトプレスを出していますが？
永田「そうですね。やっぱり、小島、天山がタイトルに挑戦して、俺がやっぱりそこでエネルギーをもらったし。この（NEVER）ベルトを獲ったことで、そのパワーが中西学なり、テンコジに流れていると思います。このベルトは、やっぱり俺たちみんなの力で獲ったものだと、改めてわかりますよ。まだまだ健在ゼア！」
※ライガー＆タイガーはノーコメント

ホワイト「次はお前たちを倒す」

フィッシュ「このまま引き下がる俺たちじゃないぞ」

ロビンソン「入り口を開けて待っておけ」

ホワイト「必ず次は、お前たちを倒すぞ」

ロビンソン「タイガーマスク、ジューシン・サンダー・ライガー、ナカニシ、ナガタ、このままで終わらせないからな。必ずこの借りは返す」

フィッシュ「そのチャンスをくれ。くれないなら、俺たちの手で作るまでだ」

ホワイト「ユー・ケー・オー」

フィッシュ「チャンスさえもらえれば絶対に（勝敗を）タイにしてやる」

ロビンソン「次、敗者になるのはナカニシ、お前だ。俺たちはこれからどんどんいいチームになっていくんだからな」

※柴田はノーコメント