Road to レスリングどんたく 2016
- 日時
- 2016年4月24日(日) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,564人(満員)
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第4試合 20分1本勝負
スペシャルタッグマッチレフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
前日の後楽園大会で行なわれたCHAOSvsLOS INGOBERNABLES de JAPON(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)のイリミネーションマッチでは、SANADAの1人残りでL・I・Jが勝利。試合後は乱闘となり、SANADAがSkull Endでオカダと外道をKO。両者の遺恨がさらに深まっている。
オカダ対SANADAで試合がスタートし、SANADAがトップロープをずらしてオカダを場外へ落とす。そして、トップロープを支点にしてエプロンへ飛び出すフェインを披露し、ロープを開けてオカダを挑発。
しかし、オカダがSANADAを転倒させ、低空ランニングフロントキックで場外へ追いやる。そして、トップロープを飛び越えてエプロンへ飛び出すと、ロープを開けてSANADAに挑発をお返し。「オカダ」コールを浴びた。
外道対BUSHIの場面。外道がBUSHIを場外へ放り捨て、オカダが鉄柵攻撃を食らわせる。さらに、SANADAも同じ目に遭わせると、外道がBUSHIの顔面にパンチ連射。
ところが、BUSHIが鉄柱を使った急所攻撃で逆襲。オカダとSANADAが場外乱闘を繰り広げ、BUSHIが顔面攻撃で外道の動きを止める。さらに、SANADAが串刺しジャンピングバックエルボーで続くと、BUSHIがTシャツを使ったチョーク攻撃、低空ドロップキック、トップロープを支点にしたバク転キックなどで猛攻。
続いてBUSHIはコーナー最上段へのぼるが、フラフラになった外道がロープへ衝突し、その衝撃で転落。ここでSANADAが乱入するも、外道がパンチを浴びせ、ようやくオカダとタッチ。
そのオカダは、BUSHIにフラップジャック、串刺しジャンピングエルボー、SANADAにショルダースルー。さらに、DDT、低空ランニングエルボースマッシュでBUSHIに追撃する。
しかしBUSHIは、フェイント式スピンキック、浴びせ蹴りで逆襲。スイッチしたSANADAが、前後のリープフロッグからオカダへドロップキックを食らわせる。
続いてSANADAはタイガースープレックスを仕掛け、抵抗したオカダにローリングソバットを浴びせる。するとオカダは、コーナーを利用してリバースネックブリーカーの体勢に入り、レッドインクへ移行。
これをBUSHIがカットすると、オカダはSANADAへダイビングエルボードロップを投下。そして、レインメーカーポーズからレインメーカーを繰り出すも、SANADAが回避してSkull Endで捕獲。これを外道がカットする。
その後、オカダがTKO、SANADAがパイルドライバーを互いに回避し、そこからSANADAがSkull Endへ行く。しかし、オカダが脱出してリバースネックブリーカーを見舞った。
外道対SANADAとなり、外道がチンクラッシャー、トラースキックで先制。しかし、BUSHIが乱入してフェイント式ニールキックを浴びせ、串刺しダブルニーアタックで追撃。そして、SANADAがエルボースマッシュ、バックドロップへ繋ぐ。
しかし、オカダがドロップキックでSANADAをなぎ倒し、外道が外道クラッチで押さえ込む。これをBUSHIがカットに入ってオカダをDDT蹴散らし、外道にコードブレイカー。さらに、SANADAがTKOで追撃し、最後はSkull Endで勝負を決めた。
COMMENT
——今日のタッグパートナーがSANADA選手でしたが?
BUSHI「運命っていうのは分かんないよね。どこでどうなるか。俺の人生、プロレス人生は、内藤が分岐点の1つでもあり、そして、SANADAも然り。まさか全日本から、そして新日本のリングでこうやって会うとは、不思議な運命を感じますよね」
——これこそDestino(運命)?
BUSHI「そうですね。まさにDestino。SANADAがね、まだ何も語んないけど、もうじきアツくなってきてるんじゃないの?あえて語んないのかもね。それを引き出すのは、オカダ・カズチカ。そうなのかもしれない。非常に楽しみだ」
※SANADAはカメラにバットを突きつけ、無言でコメントブースを去った。
※外道は、フィンレーと川人に担がれ、控室に戻った。
オカダ「クソッ……(※BUSHIの毒霧で顔面真っ赤となったオカダは、金光に肩をかり、控室に戻った)」