Road to レスリングどんたく 2016

日時: 2016年4月19日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 千葉・銚子市体育館
観衆: 519人

第4試合 30分1本勝負

本間朋晃
キャプテン・ニュージャパン

真壁刀義
ヨシ・タツ

境界線

12分06秒　キングコングニードロップ→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　前IWGPタッグ王者組の真壁＆本間が、ヨシタツ＆キャプテンのニューコンビと対決。なお、ヨシタツは4月10日両国国技館大会でNEVER 6人タッグ王座を獲得（※パートナーは棚橋＆マイケル・エルガン）。一方の真壁＆本間は、同所でタマ・トンガ＆タンガ・ロアに敗れて同王座から転落。5・3福岡のリターンマッチで返り咲きを狙う。

　真壁とヨシタツの対決で試合がスタート。真壁のショルダータックルに対し、ヨシタツがカウンターバックエルボーでお返しした。
　本間対キャプテンの場面。グラウンドの攻防から、本間がカウンターバックエルボー、ボディスラム。そして、小こけしを放つものの、キャプテンが回避し、ストンピング連射、ボディスラムで逆襲。
　続いてキャプテンはジャンピングショルダータックルを繰り出すが、本間が回避して自爆へ追い込む。これでキャプテンは完全に沈黙してしまい、真壁がパンチ連射、ボディスラムで追撃。そして、本間が逆片エビ固めで絞ると、真壁もすぐに同じ技で続く。
　苦しくなったキャプテンは、カウンターバックエルボー、ショルダータックルで本間に逆襲。これでようやくヨシタツの出番となり、フライングニールキック、ミドルキック、ローキック連射で本間に追い討ちして行く。
　しかし、次のハイキックを本間が回避し、逆水平チョップ連射で逆転。すると、ヨシタツはカウンターバックエルボーで巻き返し、変型裏足4の字固め、ランド・オブ・ライジングニーで追撃。そして、ペディグリーの体勢に入るも、本間が抵抗し、ブレーンバスターで叩きつけた。
　真壁対ヨシタツとなり、真壁がショルダータックル、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドと畳み掛ける。だが、ヨシタツはカウンタートラースキックで逆襲し、自軍コーナーへ帰還。
　真壁対キャプテンの場面。キャプテンが地獄突きを真壁と本間に見舞い、ジャンピングショルダータックルで真壁に追撃。ここからヨシタツ組が波状攻撃を仕掛け、キャプテンが串刺しバックエルボー、ヨシタツが串刺しラリアット。さらに、ヨシタツのシーソーホイップから、キャプテンがカウンターヒラボトムを繰り出す。
　続いてキャプテンはカリビアンデスグリップを狙うが、真壁が抵抗し、キャプテン＆ヨシタツを両腕ラリアットでなぎ倒す。その直後、本間が小こけしでヨシタツを蹴散らし、真壁がラリアットでキャプテンを吹き飛ばす。そして最後は、キングコングニードロップでとどめを刺した。

COMMENT

真壁「まだまだだ、まだまだ。あいつ（ヨシタツ）がどこの団体にいたのか、関係ねえ。あともう一つ、まだ完全に復帰してねぇんじゃねぇか？まだまだってことだ。自分よりも劣るヤツと組んで、俺と本間のコンビに勝てるわけねぇだろ？いい試合できねぇ？できるわけねぇだろ、バカ野郎。そこだ、そこ。根本ができてねぇのに、大物食い？おととい来やがれ、この野郎」
本間「ワールドフェイマス・ヨシタツ。確かに世界は凄い。でもよ、新日本プロレスはもっと凄いから。この俺は、HUNTER CLUB？そんなことよりタマ（・トンガ）ちゃんの“タマ”を取ることしか頭にねぇから。絶対に“タマ”取ったる」

※コメントスペースにたどり着くなり、キャプテンはその場に倒れ込む。
ヨシタツ「相手は前タッグチームチャンピオンなんですよ。真正面から向かっていって、かなうわけないの。そういうことがわかんないの、こいつ（キャプテン）は。聞いてんのか？もっと頭使えよ。つかまる時間が長い」
キャプテン「何を言ってんだ、君は？」
ヨシタツ「でも、俺はな、今日、お前の肩を担いで（バックステージに）帰って来たんだぞ。この意味をよく考えろ」
キャプテン「スーパーヒーローとスーパースター・・・」