NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016

日時: 2016年1月19日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 京都・KBSホール
観衆: 820人（超満員札止め）

第2試合 20分1本勝負

テ・パンテル
OKUMURA

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　1月23日（土）後楽園ホールで行われるアレナ・コリセオタッグ戦マヤ＆パンテルvsOKUMURA＆スィーを前に、パンテルとOKUMURAがシングル対決。

　OKUMURAのセコンドとして下田美馬が登場する中、パンテルがクリーンブレイク。しかし、直後の同じような場面でOKUMURAは不意打ちに出る。
　その後、OKUMURAがショルダータックルを見舞うも、パンテルがアームホイップ2連発、ドロップキックで逆襲。これで場外戦になり、下田がパンテルを羽交い絞めにする。しかし、OKUMURAの攻撃をパンテルが回避し、同士討ちとなる。そしてパンテルは、すぐさまOKUMURAに風車式バックブリーカーをお見舞い。
　リングへ戻り、パンテルがドロップキックで追撃。だが、場外から下田がパンテルのロープワークを妨害し、OKUMURAが風車式バックブリーカーで逆襲。さらに、ラリアット、首4の字固め、執拗なマスク剥ぎ、STFなどで攻め立てる。
　しかし、パンテルがOKUMURAを場外へ追い込み、トペスイシーダで吹き飛ばす。そして、2発目のトペスイシーダを繰り出すも、OKUMURAが逃走したため下田が被弾してしまう。
　その後、OKUMURAがみちのくドライバーIIで巻き返し、串刺しラリアット2連発で追撃。しかし、パンテルがすぐさま串刺しラリアットを返し、三角飛び低空ドロップキックへ繋ぐ。
　するとOKUMURAは、パンテルの両脚をトップロープへ引っかけ、DDTで突き刺す。だが、パンテルがエプロンへのぼった下田を場外へ蹴散らし、ヌードラグネロ（変型カンパーナ）でOKUMURAからギブアップを奪った。

COMMENT

——今日の試合、いかがでしたか？
パンテル「OKUMURAの地元、ハポン（日本）でやっつけてやった。これで前の試合（1・17高知）での借りを返せた。次のカンペオナート
（1・23後楽園アレナ・コリセオ・タッグ戦）でも俺たちが勝ってベルトを守る」
——最後は父（ブルー・パンテル）直伝の技ですか？
パンテル「そうだ。その技で勝てたんだから、とてもうれしい。父から極意を教わってるし、あの技が決まれば誰も逃げられない。次のカンペオナートでも決めてやる」

OKUMURA「ほとんど勝ってたのに・・・。ねえ、下田さん？」
下田「OKUMURA選手、スイマセン」
OKUMURA「あいつ（パンテル）、下田さんにトペかまして。もうすぐ結婚するのにね。次はやっつけましょう。今年、結婚するのにね。それまでに」
下田「（結婚は）ご想像にお任せします（苦笑）」