3月22日、新日本プロレス事務所にて、『NEW JAPAN CUP』に優勝した永田裕志選手が優勝会見を行ったあと、囲み会見を行った。
■報道陣とのやりとり
——永田さん、お忙しいですね?
永田「いや〜、忙しいってことは、それだけ必要とされてるってことだから、ヒマなよりも全然いいですよ? 疲れてないと言えばね、ウソになるけど、心地いい疲れですよ。ただ、これ以上、忙しい時期も過去にはありましたし。忙しいと言っても、妙な高揚感があって、逆に疲れを快感に感じられるというかね」
——一番忙しかったのは、ベルトを持っていたとき?
永田「ま、そうですね。あのときは、いまみたいに会社が情報発信の段取りを全部決めてくれてなかったし、一人で会社を背負ってやるぐらいの意気込みでした。当時は、毎日、会社にマスコミの人が来てたから、なんとか新日本に目を向かせようという気持ちでした。それに比べれば、全然苦しいとは思わないですね」
——今回の優勝、挑戦っていうのは、2007年と同じパターンなんですね。
永田「ええ。『NEW JAPAN CUP』で優勝して、ベルト挑戦、そのときの相手も棚橋……それを再現しましょうか? たしかにいまは完全に世代交代というのをしてますから。棚橋が王者で、真壁、中邑……。ただ、その柱というものは、僕が衰えて渡したわけじゃないんでね。いつでも、とって変われるだけのものは持ってますし。ファンの支持もまだまだあることを確認できた。そういう意味じゃあ、棚橋クンにしたら、過去最大のチャレンジャーになるんじゃないかなって。あの頃の棚橋は精神的にまだ打たれ弱い部分もあった。いまどうなっているか? 挑戦まで、あと2週間前後しかないけど、どういう対応をしてくるか、見ものですよね」
——いまのコンディションは?
永田「日頃コンディションをシッカリ作っていることが、今回は自分にとってプラスになりましたね。いつも試合前にランニングを30分やって調整するんですけど、じつは尼崎大会は風邪を引いていたんで、やらなかったんですよ。……そしたら、もの凄くラクだった! 試合が!!」
——(一同・笑)そういうものなんですか?。
永田「だから、いままでがやりすぎだったのかなって(笑)。今回だけは、休んだけど、ラクだったな〜。……ま、棚橋クンは、メンタル的な部分でどこまで強くなっているか。そこでしょうね? たぶん、相当にエグい攻撃をするつもりですよ、僕は。そうしないと勝てない王者ですから」
——棚橋選手のズバ抜けているところは?
永田「責任感っていう部分ですかね。やっぱり毎回、試合が終わって、声を大にして、『愛してます』ってプロレス愛を語るっていうのは、あれは自分の中によっぽど自信やポリシーがないとできない。現に、いつでも全力ファイトしてますから。それに、自ら人前で“俺はエース”だと言って、周りを認めさせるのは、なかなかできないことだと思うんですね。僕のときは、周りから“エース”と認めてくれたけど、彼の場合、自分から言ったでしょ? それって墓穴を掘るケースも多いけど、それを認めさせたっていうのは、彼の行動力、実力じゃないのかなって」
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3月25日(金)18:30開始 沖縄・沖縄県立武道館
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4月3日(日) 18:30開始 東京・後楽園ホール
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4月7日(木)19:00開始 東京・新木場1st RING
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4月8日(金)19:00開始 東京・新木場1st RING
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- 2011.3.22
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