12月16日、都内のプロレスリング・ノア事務所にて、12月24日ディファ有明大会で争われるGHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合の調印式が開かれた。
まずは、挑戦者組の丸藤正道選手、青木篤志選手、王者組の金本浩二選手、タイガーマスク選手の順で調印書にサイン。最後に永源遙GHCタイトル管理委員がサインを行ない、両チームの選手がそれぞれ意気込みをコメントした。
■各選手のコメントと質疑応答
–青木選手は、1ヶ月前の挑戦で敗れ、パートナーを丸藤選手に変えての再挑戦となりますが?
青木「とりあえず『ベルトを年内に取り戻すためには?』というのが第一にあったので。『とにかく一緒に挑戦していただける方を(探そう)』と思って、丸藤さんには挑戦していただいてるんで。何としても取り戻したいと思います」
–それを受けた思いというのは?
丸藤「復帰したばっかりなんですけど、ケガをしているときからこの状況を見ていて、もどかしいものがたくさんあったんで。青木がいまこのノアJr.の中でベルトを取り戻したいという気持ちが一番あるというのがわかっているんで。まあ、対新日本と言ったら俺だろう。そういう気持ちで挑戦を決めました」
–タイガーマスク選手、挑戦者の印象は?
タイガー「まず青木選手に関しては、前回負けてはいるんですけど、連続挑戦ができるということで凄いなと。そういう部分ではノアさんの『取り返そう』というのが見えるんですけど。まあ、自分たちがチャンピオンなんで、誰が来ても別にいいんですけど、青木選手が連続挑戦するぐらい、ノアのJr.の選手はいないのかなと。僕自身は小川(良成)選手とかが出て来ると思ったんですけどね。まあ、丸藤選手に関しては、ケガが治って出て来るということで、一番おいしいところに来たのかなと。それにノアのJr.の選手も『ふざけやがって』と思ったほうがいいんじゃないかと思いますけどね」
–金本選手は「この2人が出ても面白いんじゃないか」という発言をしていましたが?
金本「そうですね。その通りになりましたね。青木選手に関して言えば、前回やったとき、ギブアップを取れなかったということ(レフェリーストップ)に、自分でも納得いかないし、立て続けに青木選手が来たということは、『俺がチャンスをあげた』と思ってもいいかなと。このチャンスを生かすも殺すも自分自身。丸藤選手に関しては、“リハビリマッチ”という印象」
- 2010.12.16
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