ライガーが石森に快勝し白星スタート!/10月15日プロレスリング・ノア後楽園大会試合結果
プロレスリング・ノア
「Autumn Navig ’09 開幕戦」
10月15日(木)
東京・後楽園ホール
第7試合
「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」Bブロック
30分1本勝負
○獣神サンダー・ライガー
(13分08秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)
×石森太二
=試合経過=
かつてGHC Jr.ヘビー級王座をその腰に巻き、5度の防衛に成功しているライガーが、ノアの「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」に緊急参戦。試合開始前には、出場全選手による入場式、サイン入りカラーボール投げが行なわれた。
後から入場してきた石森は、スワンダイブミサイルキックで奇襲。場外へと逃がれたライガーをノータッチトペコンヒーロで追撃。ライガーの出鼻をくじいて、一気に試合の主導権を握る。
ライガーは突進してきた石森を風車式バックブリーカーで捕えると、鉄柵へのハンマースルー、さらに場外ボディスラム。ホール内からブーイングが起こる。石森が風車式バックブリーカーで反撃し、ミドルキックを連打すると、ライガーはキャッチしてドラゴンスクリュー。裏足4の字固め、さらに足4の字固めと石森の脚にダメージを蓄積させる。
石森はコーナー上から飛びつくも、ライガーはパワーボムホイップで叩き落す。ハンマースルーされた石森は倒立して反動をつけ、ジャンピングハイキックで逆襲。さらに串刺しスピアーからフットスタンプ。
石森はエプロンでライガーの脚をセカンドロープに絡めると、スワンダイブミサイルキックを浴びせる。だが、ライガーもカウンターの掌底をヒットさせ、フィッシャーマンバスターからフォール。これはカウント2。
ここでコーナーに乗せられた石森は、素早くすりぬけてリングに降りると、ジャンプしてライガーにバク宙キック。そして、ライガーボム、逆打ち、ジャンピングニーパットと畳みかけるも、ライガーから3カウントを奪えず。
石森はツームストンパイルドライバーの体勢から後ろ受身を取り、自らの両膝をライガーに突き刺すと、450スプラッシュを発射。しかし、ライガーは両膝を立ててブロックし、串刺し掌底でかち上げた後、ライガーボム。
石森は前方回転エビ固め、変型首固めで食い下がるも、ライガーの掌底を浴びて沈黙。最後は、垂直落下式ブレーンバスターを炸裂させ、ライガーがリーグ戦白星スタートを切った。
=試合後コメント=
ライガー「まぁ、彼はスピードもスタミナもテクニックもあるので、キッチリとその中で、俺がどういう闘い方をすれば勝ちに繋がるのかというのを考えながら初戦に立ったつもり。それがドンピシャで当たったかなと思います。(石森の奇襲について)いやぁ、あれは来ると思わなかったですね。チャラついて入ってきたので、かましてやろうかと思ったら、逆にかまされたので。もっと俺が冷静になれば良かったのかもしれない。まぁ、でも結果良ければ全て良しというところで、次のリーグ戦に繋いでいけるので。気合いをいれていきますよ。優勝する事しか考えていないので。最後の(決勝)トーナメントを勝ち残って、優勝するのは俺です」