「レッスルキングダムⅢ」カード発表会見終了後の中邑&後藤、三沢&杉浦のコメント!
12月11日夜、都内のホテルグランドパレスにて行なわれた2009年1月4日「レッスルキングダムⅢ IN 東京ドーム」での新日本プロレスリングVSプロレスリングNOAHの対戦カード発表会見後、中邑真輔、後藤洋央紀、三沢光晴、杉浦貴ら4選手が、囲み取材に応じた。
=三沢選手、杉浦選手のコメント=
三沢「自分の体調があまり良くないので、そこら辺が心配ですけど。首痛いのにこっち向いてくださいとか(記念撮影の時に言われて)(苦笑)。ウチとは試合の根本的なものが違うと思うし、相手によってもそれは変わると思う。だから、テレビで見ただけでは分からない部分も大きいと思います。今回、社長として出る訳ではなく、いちレスラーとして出る訳で。でも会社の看板を背負って出る訳ですから、負けられないという気持ちは大きい。ウチはいい選手がまだまだいますので、(今回のが)対抗戦と言われると困りますし。まぁ、杉浦の脚を引っ張らないように気をつけたい。杉浦は気心もしれてますので、(組む上で)違和感というのは感じない」
杉浦「NOAHには僕よりも凄い選手がいるし、これだけで対抗戦と見られるのが嫌なんですけど、やるからには勝ちたい。社長が(記者会見の時に)言われたように、それ以上にメインを食う位で。東京ドームという所でプロレスをする訳ですから、この景気が悪い時にいい試合をして業界が盛り上がればいい。(中邑、後藤は同じレスリング出身だが、)世代が違うし、全然そこは意識してない」
三沢「まぁ、1週間静養して。ドームの時には大丈夫だと思います。(首の怪我は)何回もやっていますので、だいたい分かります。(初めて闘う相手は)期待よりも不安の方が大きいというのはありますから。(今後の対抗戦について)まぁ、秋山(準)が負けるような事があれば、そういう事も頭に入ってこざるを得ない。こちら側は、負ける事を考えて無いので」
=中邑選手、後藤選手のコメント=
中邑「試合まで日は長いので緊張感は感じられない。気になるのはコンディション的な意味合い、それだけ。(三沢について)NOAHと言えば、間違いなく社長としても選手としてもリーダーとして引っ張ってきた人間ですから。象徴、顔、何とでも形容できると思いますけど。その人間とやるのは一番意味があるし、手っ取り早い。(三沢のスタイルについて)イメージでしかないですけど、経験を武器として闘う選手は何処かにごまかしがあるというか、相手を煙に巻くようなスタイルだと思うんですが。その中でごまかしのない真っ向勝負ができる、打てば返してくるようなイメージ。期待しています」
後藤「(並んでみて三沢は)意外にデカいんだなという印象ですね」
中邑「(三沢の首について)やっぱり、リングに上がる以上は、レスラー全員覚悟を持って闘うので、あえて狙うも避けるも考えないで闘いたい。ここで勝てばいい流れになるでしょうし、シングルとタッグでは意味合いが変わってくるでしょうけど、自分と後藤に関してはNOAHと闘う事自体が非常に大きな変化を生むと思う。そこには、メイン以上のものがあるんじゃないかなと」
後藤「こういう舞台でNOAHと闘えるというので、やりがいはある。ワクワクしている。スタイルとか、違うものが出てくるのはしょうがないんですけど、そういうものをリング上で確かめたい」
中邑「(NOAHの選手とは)プロレスのいろはを学ぶところから違うのでしょうけど、特に自分に関しては(新日本の他の選手と)もっと違うと思うので、それに対応(できる)という意味で杉浦選手なんだろうなと。ただ、リングに上がってしまえばスタイルどうのこうのは関係なく、あるのは闘いだけですから。それぞれの道を進んで大きな変化もあったと思うし、ここに来てやるのは面白い事だと思います。新日本プロレスのドーム、間違いなく日本で1番大きなプロレスの大会ですから、それに参加しなかった(NOAHの)選手の反応が見たいですよね。やっぱり、NOAHの中でも世代交代であったり、それを成し遂げたい人間がいる訳で。このドームで起こった事に対して、反応しなきゃおかしいだろうと思います」
2009年1月4日(日)
「レッスルキングダムIII IN 東京ドーム」
東京・東京ドーム
16:00試合開始