逃げている! KY! 最低! テンコジが真壁&矢野を痛烈批判!
12月9日、全日本プロレスの「2008世界最強タッグ決定リーグ戦」で優勝した天山広吉選手と小島聡選手が、同社事務所で一夜明け会見を行なった。
10月に行なわれた新日本プロレスの「G1 TAG LEAGUE」制覇に続き、前人未到の2大リーグ制覇という偉業を達成した両選手。次なる目標を両団体のタッグ王座に定め、1月4日東京ドーム大会でのIWGPタッグ王座挑戦も示唆。現王者・真壁刀義&矢野通に苦言を呈した。
=両選手のコメントと質疑応答=
小島「新日本の『G1タッグ』で優勝できたということは、自分たちにとっても非常に大きな勲章になったと思います。正直言って、体は満身創痍でした。それを支えてくれたのは、やはりファンの方々の声援だったと思います。自分たちの自信にして行きたいと思います」
天山「コジと一緒だったら絶対に間違いないと思って(リーグ戦に)臨みました。自分たちの力だけじゃなくて、みんなの応援や後押しがあって、最後まで諦めずにできました。ホントに皆さんのおかげです。コジのことを信じて、ファンを信じて、最後まで諦めずにやってよかった。苦しい展開が多かったですけど、それを乗り越えて、最後の最後に結果が出て、最高のハッピーエンド。今年は、コジと組むことができて最高にうれしかったですね。両団体のリーグ戦で優勝したことは、本当に俺たちの自信になるし、これからまだまだ、やりたいこと、やらなくちゃいけないことがたくさんある。(最強タッグ出場で)お互いの気持ちが今まで以上に強くなったと思う。もちろん、(タッグ)ベルトは1月4日(東京ドーム)というのもあるし、新日本のIWGPを狙って行きたい。テンコジにとって、(これが)また出発点だと思っている」
–IWGPタッグ王者の真壁&矢野は「次の防衛戦はチーム3D(ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン/TNA)とやりたい」と発言しているが?
天山「昨日の結果を見ても分かるように、自分たちが挑戦するのが筋。逃げているとしか思えない。俺たちが怖くなかったら堂々と挑戦を受けろ。チャンピオンとして自信があるんだったら、受けて当然だろう」
小島「(真壁&矢野は)非常に“KY”なタッグチーム。昨日、私たちが『G1タッグ』に続いて『最強タッグ』で優勝したことを踏まえて、そういうことを思っているんであれば、非常に空気が読めてないというか、タッグチームとして非常に最低。そういうチームがチャンピオンであるというのは、非常に面白くない」
–以前、3WAYタッグ戦での決着も口にしていたが?
天山「基本的には1チーム対1チーム(が望ましい)。だけど、(チーム3Dが)割って入って来るんだったら、まとめてやるしかないという気持ちもある。とにかく、自分たちが挑戦するのが1番だと思っているので。テンコジが1番だというのを証明するために、どんな手であっても(タッグ挑戦を)やるしかない」
小島「3WAYタッグという試合形式は、正直言って経験がないので分からない。ただ、『3WAYや巴戦というやり方があってもいいのかな』という気持ちはある。(世界タッグ)優勝という勲章があるので、それをまた大きくして行きたい。この勲章をさらに進化させるためには、IWGPタッグ、もしくは(全日本の)世界タッグのベルトというのは、頭に入れて試合をしたいと思う」
天山「一つ一つ狙って行く。チャンスがあれば(王座戦は)いつでも。連戦でも問題ない。コジと組む限り、いつでも問題ない」
——すでに“タッグタイトル総獲り宣言”をしている両選手。目前に迫った1月4日東京ドーム大会でのIWGPタッグ挑戦は、“グランドスラム”への最短ルート。「逃げている」「KYなタッグ」と、さんざんコケにされた真壁&矢野の反応も気になるところだ。