「G1 CLIMAX 打ち上げ」を盛大に開催!
8月13日、「G1 CLIMAX 2006(以下G1)」両国国技館大会終了後、国技館内にある特設会場にて「G1 CLIMAX打ち上げ」が開催された。
この打ち上げは、G1に参加した全10選手プラス、新日本の選手が多数参加。また、オフィシャルファンクラブ「Team NJPW」の会員100名も参加し、盛大に行なわれた。普段はなかなか触れ合う機会の少ない選手たちとあって、集まったファンがサインや握手、写真撮影などを求める姿が各所で見られた。
壇上では、まず最初にサイモン・ケリー猪木社長が挨拶。続いてG1に参加した全選手が会場に到着すると、壇上に集結。そして今年のG1への感想を一言ずつ述べた。
=山本尚史選手のコメント=
「初めてのG1で、結果は4連敗という事だったのですけど。昨日、自分の友達が(会場に)見に来てくれて。それで星取り表を見て、黒が一番下に4つ並んでいて、『オセロだったらオマエの勝ちだな』って言われて、ちょっと気が楽になりました(苦笑)。前向きに捉えたいと思います」
=真壁刀義選手のコメント=
「今回のG1に参加しまして、前回のアキレス腱断裂(の怪我で途中欠場)というのがありまして。1年かかって、ここまで這い上がってきて。プロである以上は結果が全てだと思うので。これを受け止めて、また1からやり直したいと思います」
=獣神サンダー・ライガー選手のコメント=
「今大会は蝶野(正洋)選手が不参加という事で、私が最年長という事です。このメンバーを見てください。スーパーヘビー級の人間ばかりです。よく体がもったなぁと、自分自身を褒めてあげたいなと思います」
=ジャイアント・バーナード選手のコメント=
「天山さん、おめでとう!(と日本語でコメント) 今まで世界中でファイトしてきましたけど、新日本プロレスのファンが世界最高だと思います」
=中西学選手のコメント=
「今年もダメでした(苦笑)。ライガーさんが全体の最年長と言っていましたが、私も(参加した)ヘビーの中では最年長になってしまいまして。でも若い選手や、ライガーさんとか年上でもガンガン動ける選手がいますので、40歳になっても50歳になっても一生懸命元気いっぱいでプロレスをやっていきたいと思います」
=永田裕志選手のコメント=
「今年のG1を一言、非常に爽やかな大会でした。ですけど、決勝戦を見ていてやっぱり悔しかったので来年頑張ります」
=棚橋弘至選手のコメント=
「残念な結果になってしまいましたが、G1の公式戦全てで全力を出し切ったと胸を張れます。これからも試合は続きますので、今日の悔しさをバネに頑張っていきます」
=金本浩二選手のコメント=
「2年ぶりにG1に出て、今年も最高においしかったです。それとG1、メチャクチャ面白かったですね。自分のプロレス人生の中に残る闘いが出来ました。最後にリングで言った通り、新日Jr.は最高です!」
=小島聡選手のコメント=
「5年ぶり、7回目のG1に出場させて頂きまして。7回目にして、初めてG1の醍醐味を体の中で味わうことができました。この1週間、辛くもあり、楽しくもあり、そして懐かしくもあり。新日本プロレスの選手とたくさん試合が出来て、自分の中では非常に感慨深いものがありました。そして、天山選手と決勝戦で試合が出来たという事は、やはり僕と天山は何か運命で繋がっているのかなぁと、強く思っております」
=天山広吉選手のコメント=
「例年厳しいですけど今年のG1、この10人の選手が毎日厳しい闘いを闘い抜いてきました。みんな最後まで諦めないで闘ってきたと思います。自分にとってはこのG1、小島聡が1番刺激になりました。そして最後に小島と闘う事があって、こうして優勝して最高に良い結果だったと思います。この勢いでまた次なるステップに進みたいと思います」
続いて蝶野選手、ミラノコレクションA.T.選手、長州力現場監督、曙選手といったスペシャルゲストが登場し、壇上にてコメントした。
=蝶野選手のコメント=
「今年は左肘の怪我がありまして、G1に全戦参戦できなかったので、皆さんと一緒に観戦する形になりました。(G1に)15大会出てきて、夢はG1を客席から観たいなという事だったのですが、それが今年叶って。(8月6日の)新潟大会を見て、ぜひ来年は体調を戻して出たいなと」
=ミラノ選手のコメント=
「昨日、新日本に初参戦という事で、張り切りすぎて股の筋肉を断裂してしまって。今日は自分の思うように動けなかったのですが、9月3日の「WRESTLE LAND 4th」から、新日本のシリーズに乗り込んでいきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」
=長州現場監督のコメント=
「どうもありがとうございます、長州小力です(笑)。(会場大爆笑)G1に参加した選手、新日本の選手、ご苦労様でした。ホントに素晴らしかった。ここ一番で盛り返す力があるというのは、やっぱり新日本の力は凄いなぁと改めて感じました。参加した選手は全員素晴らしいですが、僕なりの頑張った選手というのは山本選手ですね。山本、よく頑張った!(壇上前で山本と握手)」
=曙選手のコメント=
「新日本の皆さん、お疲れ様でした。今回はG1に出れなくて残念ですが、来年の夏はG1に出れるように一生懸命努力します」
そして、坂口征二氏が音頭を取って全員で乾杯を行なった後は、プレゼント抽選会に突入。G1参加全選手が8月6日の新潟大会での開幕セレモニーで使用した名前入りのタスキにそれぞれサインを入れたものや、中西選手の私物のGジャン、さらには天山選手がサインを書き入れたG1優勝賞金の小切手のパネルが出品された。選手を代表して、金本選手とのジャンケンバトルで勝ち抜いた14名のファンに、壇上前にて各選手たちが自らのタスキや、出品した物を手渡した。
最後はG1優勝者である天山選手が壇上にて挨拶し、イベントを締めくくると、会場にいた全選手が出口でファン1人1人を見送り、「G1打ち上げ」は大盛況のまま終了した。
※“「G1 CLIMAX 2006」王者”天山選手からのメッセージは動画でご覧ください!