「逃げ道を作るな」/蝶野選手がタッグ解消を示唆した天山選手へ言及!
8月12日「G1 CLIMAX 2006」両国大会の試合開始前に、復帰戦を行なう蝶野正洋選手が会見を行なった。
–復帰時期について
蝶野「本当は、9月のシリーズぐらいから本格復帰にしたけど、G1(のシリーズ中)で試合をできれば、試合をしておきたかった。(負傷の回復が)『間に合うか』っていう、ギリギリのところまで至っていれば、(G1本戦欠場に対して)悔しさがあったけど、今回は間に合う自信がなかった。今回、(G1出場選手は)コンディションがいいじゃないですか。片腕が仕上がらない状態でG1に出ても、どこかで離脱していた」
–8月13日両国大会では、高山善廣選手とタッグを組みますが?
蝶野「今までは向かい合った事しかなかった。タッグを組んだらどんな感じになるのかな」
また、“蝶天タッグ”解消を示唆した天山広吉選手を蝶野選手は、「今はG1の事に集中しろ。後から、もしG1優勝で出来なかった時に、それを逃げ道にされたら嫌だから。逃げ道を作るな。(G1で)頑張れ」と一蹴した。
復帰戦では、天山選手に変わる“新パートナー”ミラノコレクションA.T.選手とタッグを結成し、長州力選手&棚橋弘至選手と対戦し、約2ヶ月ぶりの試合であったものの、最後はシャイニングケンカキックで長州選手からピンフォール勝ち。
さらに試合後にマイクを持つと、サイモンケリー・猪木社長へ苦言を呈する事も忘れずにアピール。高山選手とのタッグも明日に控え、復帰戦から絶好調ぶりを見せた蝶野選手が、新たな船出を迎えた。