中邑の“上から目線”に「アイツは昔からそう!」と後藤も応戦!!(囲み会見)
3月25日(木)、4月4日(日)後楽園ホール大会のIWGPヘビー級選手権試合、王者・中邑真輔vs挑戦者・後藤洋央紀の調印式のあと、囲み会見で挑発合戦が展開!!
■中邑真輔選手のコメント
——会見を終えた感想は?
中邑「そうっすね。いまいちベルトがほしいって部分が伝わってこないっすね。後藤に真壁(刀義)とか、棚橋(弘至)とか永田(裕志)みたいに口で思いのたけを語らせるのは無理だし、しょうがないってのは、つきあいの長い自分からしたら、無理だってことはよくわかってる。
ただ、リング上で自分の感情を吐き出す部分は長けてると思いますけど……さすがにね? 『NEW JAPAN CUP』優勝して、ベルトまであと一歩ってとこで、そのへん伝わってこないのは、どうかと思うよね?」
——後藤さんは「地獄を見てきた」と。
中邑「地獄? そこはスゲーひっかかったけど、地獄かどうかは自分が決めること。アイツがそう言うんだったら、地獄なんでしょ」
——「中邑はスランプは経験していない」とも言ってますが。
中邑「スランプを経験したとか、ツライ経験をしたらエライとか……ちょっと当てはまらないんじゃないかって。そこだけで見てるんなら、組みしやすい相手かな、と」
——現時点で脅威ではない?
中邑「脅威になるかどうかは、リング上でしかわからないんで。ただ、『NJC』を観た限りでは……運もよかったんじゃない? シードってのもある、対戦相手はほとんどケガしてたでしょうし」
——後藤さんが上がってくるのは、想定外だった?
中邑「優勝候補の一人ではあったでしょうけど。内藤なんか新しいものを見せて、『そのまま行くかな?』とも思ったけど、そうもいかなかったね」
——セミファイナルでIWGPジュニアヘビー級選手権を闘う丸藤正道選手も同い年です。意識します?
中邑「何を意識するんすか? 試合内容? ……べつにね。彼のやってることと自分とは同じだとは思えないし。ただ、『早いとこベルトを獲り返してくんねぇかな?』とは思いますね。減量したら、俺も闘えるんすか? フッ……! ま、獣神サンダー・ライガー?
彼が新日本のレスラーが言わなきゃいけないことを代弁してると思うんで。そういう人間がいないんならライガーしかいないんじゃないすか? まぁ、自分はヘビーでやらなきゃいけないことをやってるつもりです」
■後藤洋央紀選手のコメント
——中邑選手は、「もうひとつベルトを獲りに来る気持ちが伝わってこない」と。
後藤「気持ちはね。ベルトしか見ていないっすよ。中邑どうこうだけじゃない。あとはベルトだけなんで」
——現在は、気持ちが充実してる?
後藤「してますね! 『勢いを落とすなよ?』とアイツは言ってましたけど、試合もないから、落ちる間もなくタイトルマッチに挑めるんで。何もない。それは俺にとってホントに好都合です」
——中邑選手は「組みしやすい相手」だと。
後藤「ま、俺にとっても中邑は昔から知ってて、思い切りいけますし、中邑のスタイルを崩したいというか。……ま、強いんでしょうけど、“怖さ”はね。俺は感じないんで。怖さはないっすね」
——中邑選手は「言葉では闘えないだろう」と。
後藤「うまいことは言えないですから。自分は何を考えているかわからないってイメージもあるかもしれないけど、俺がいま考えていることは、『中邑真輔を倒すこと』『ベルトを腰に巻くこと』。いたって単純です」
——かなり当日はかなり盛り上がりそうですけど?
後藤「ま、そこんとこも俺は重要視してるんで。シッカリ盛り上げたいなって、そこの自信はあります」
——緊張はしてます?
後藤「いや、してないっすね! こんな緊張していないのは初めてですね。なぜか凄く落ち着いてます。でも、あの余裕を崩したいですねぇ。あの余裕が鼻につくというか……昔からそうなんですよ!
いままでは組むことも多かったし、RISEのときは一緒にやってましたから。『こんなに鼻につくものか?』とあらためて思いました。対抗して“上から目線”でいってやろうかと思いましたけど。うまいこと言えないんで(笑)。ま、あとはリング上で。あとはリングで見せます!」
※前売りはソールドアウト! 残りは当日立ち見のみ!
■4月4日(日)
東京・後楽園ホール 18:30試合開始