同期のライバルが大一番で激突! 4/4後楽園IWGPヘビー級選手権試合調印式
3月25日、4月4日後楽園ホール大会で争われるIWGPヘビー級選手権試合の調印式が行なわれ、王者・中邑真輔と挑戦者・後藤洋央紀がそれぞれ現在の心境を語った。
(※立会人:IWGP実行委員 小林邦昭)
■後藤選手のコメント
「『NEW JAPAN CUP』に優勝しまして、あとは強さの象徴であるIWGPヘビーのベルトだけだと思っています。次の後楽園、それを証明するためにもベルトを獲ります」
■中邑選手のコメント
「戦前から『次の挑戦者は1番強いヤツ』と言ってきましたんで、『NJC』で優勝した後藤が、あの日あの瞬間では1番強いヤツだったってことでしょう。まぁ、うまいこと後藤に求めても、あんまりベラベラしゃべるヤツじゃないんで。残るは4月4日の後楽園で、言葉のいらない闘いをできればと思っています」
■マスコミとの質疑応答
–「NJC」から2週間足らずで、前哨戦をせずに迎えるタイトルマッチですが?
後藤「それに対しては別に何とも思ってないというか。むしろ、あいだに試合を挟むことなくタイトルマッチに挑めるということは、自分にとっては好都合ですね」
中邑「自分はいつでも構いません」
–同期で同学年という対決になりますが、意識しますか?
中邑「特に闘う相手に同期だとか、どういう道筋を歩んできたとか、そういうことは求めていないので、誰が来ようが(関係ない)。決まったのがたまたま同期で同学年、昔から顔も知ってる後藤だっただけのことでしょう」
後藤「やっぱり、同期で昔から知ってるというのがありますんで。負けたくないという気持ちは、ほかの誰よりも強いと思います」
–「NJC」における後藤選手の闘いぶりを、中邑選手はどうご覧になっていましたか?
中邑「(1回戦)シードで(3/20)名古屋からですからね。まぁ、見た目に何か変化があったかと言ったら、そうでもないかなと思ってますし。自分は自分で、4月4日、もしくはこのシリーズ(NJC)を闘い抜く上でのコンディションは作ってきたつもりなんで。言ってしまえば、いつもと変わらず。ちょっとずつコンディションを上げていく感じでしたから」
–後藤選手の体調は?
後藤「問題ないです。どこもケガしてないですし」
–後藤選手はボマイェ対策を考えていますか?
後藤「まぁ、対策というのは特にないんですけど、形に見えないところでの強さというのを『NJC』で得たんで。あとは、それをリングで証明できればなと思っています」
–中邑選手が後藤選手に注意すべき点は?
中邑「そうですね。まぁ、何を考えてるか分からないというところじゃないですかね」
–今回は後楽園ホールでのタイトルマッチとなりますが?
中邑「まぁ、自分は1度、棚橋(弘至)選手と後楽園での防衛戦をやったことがあるので。それをやったからといって、次の防衛戦に役立つかといったら未知数ですけど、次はフル(満員)の後楽園でしょうから。雰囲気的に独特の空気感になると思いますけど、関係なく闘いたいと思ってます」
後藤「場所は俺の中でも関係ないんですけど、後楽園は好きな会場の一つでもありますので。プロレスを知っているファンの人たちが集まっているという意味では、“証明する”には一番いい場所なのかなと思っています」
「NEW DIMENSION」
4月4日(日)
東京・後楽園ホール
18:30試合開始