涙と感動のミラノ劇場!! 引退セレモニー後の記者会見全文アップ!!
2月14日(日)、両国国技館大会にて、ミラノコレクションA.T.選手の引退セレモニーが盛大に行われた。そのあとの記者会見の模様を以下にお届けします!!
ミラノ「(報道陣に一礼して)みなさん、ホントに約10年間お世話になりました! ありがとうございました! (『いまの気持ちは?』)やっと終わったな、という気持ちと、これからも前を向いて。生きていこう、と。……そういう気持ちですね。(『新日本ファンから、大声援が飛んでいたが?』)あれは反則ですよね(笑)。
泣かないと思ってても、やっぱああいうので泣いちゃいますもん。でも、ホント幸せなことだと思います。
こういう盛大なセレモニーの中、引退できて。
(『ウルティモ・ドラゴン選手の登場でも涙が流れていたが?』)ホント、昔からああいうひきょう者なんですよ(笑)。おいしいところというか、人の気持ちがわかっているというか、ウルティモ校長のマジックにやられましたね。でも、凄いありがたかったです!
(『たくさんゲストが駆けつけたが?』)……今日、予定が詰まっている人たちもいて、今日の朝一番で全日本プロレスで頑張っている稔さん、ブラザーからも花束を頂いたり……たくさんの餞別をいただいて。それもホント幸せでしたね。
(『第2試合では、Apollo55から首にベルトをかけられたが?』)なにしてくれんねん、と(笑)。もう、僕を泣かそうとしてるとしか思えない(笑)。でも、あの人たちとの試合は楽しかったし、宿敵というかライバルでしたけど、最後にああいうことをやられると言葉がでないというか……Apolloと抗争していてよかった、と思いました。
(『第二の人生は、ハヤブサ選手と始まる?』)東洋医学の技術を学んで勉強してる最中なんですけど、凄い先生と出会えたので。東京の一番弟子としてやってます。ウチの先生と出会って、これは凄いと思って。その人は脳梗塞で身体が動かなかった人をゴルフができるくらいに回復させましたし。そこにハヤブサさんを連れていったんです。
そこで3回施術を受けたんですけど、3回目で、いままでできなかったのに、うつぶせからあおむけになれるようになって。で、6回目の施術で、うつぶせでまったく動けなかったのが、四つんばいにもう少しでなれるくらいまで直ってきたんです。いま、先生と自分も協力させてもらって、二人態勢で施術させてもらってるんですけど。ハヤブサさんは不死鳥と呼ばれている人なんで、絶対に8年間の車イス生活からさよならさせて、僕もそうだったんですけど、一人でも日常生活を送れるようになってほしい。
ま、こんな姿(タキシード)で言っても説得力ないかもしれないけど、いまそういう気持ちでいっぱいです。自分は、手術前は日常生活も満足にできなくて、歩いても転びそうになるし、車の運転もできず、テレビを観ていても気持ち悪くなるし……。そういうときに、『健康って幸せなんだな』と思ったんですね。いま、たくさん苦しんでいる人たちがいるんだったら、今度は手助けできればいいな、と。そういう気持ちで選びました」
(『一番の思い出は?』)やっぱり、いま『BEST OF SUPER Jr』の初優勝のときを思い出しちゃいましたね。あとはアメリカ生活もそう、全部楽しかったですね。思い返すと。(ここでタイチ選手がミケーレを持って会見に登場)……何してんの!?」
タイチ「いや、忘れてきたのかと思って……」
ミラノ「何やってんの(笑)。置いてきたんだよ、リングの上に! 何、持ってきてるんだよ! 引退するんだよ」
タイチ「……じゃあ、預かっとく(笑)」
ミラノ「最後まで息が合わないっすね(笑)。アイツははたして一人で、今後大丈夫なんでしょうか?(『最後にファンにメッセージを』)いままで応援してくださって、おかげで約10年間頑張ってこれました。第二の人生に進みますけど、もし僕みたいに日常生活が送れなくて困ってる人がいたら、そういう人に微力でも力になれたらいいな、と。
僕はこれから東洋医学の道に進みます。何かあったら、どこかで必ず会えると思いますので、これからもよろしくお願いします。そして、第二の人生、最初のイタリア革命一発目を必ず成功させたいと思いますので、これからもよろしくお願いします」