決勝進出ならずも真壁の闘志は衰えず!/1月16日ノア横浜大会試合結果
プロレスリング・ノア
「The First Navig.’10 〜グローバル・タッグリーグ戦’10〜」
1月16日(土)
神奈川・横浜赤レンガ倉庫
メインイベント
グローバル・タッグリーグ戦 Bブロック公式戦
30分1本勝負
○モハメド ヨネ
力皇猛
(17分11秒キン肉バスター→片エビ固め)
×本間朋晃
真壁刀義
=試合経過=
激しいブーイングの中、本間と共に入場した真壁が、リングアナウンサーを務める仲田龍ゼネラルマネジャーに詰め寄る。すると、仲田GMは真壁に張り手。ここで現GHCタッグ王者チームである力皇とヨネがリングへ雪崩れ込み、場外戦で試合開始となる。
真壁対ヨネの場面。ヨネがロープに走ると、リング下の本間が妨害して場外に引き込む。ここから真壁組がヨネを孤立させ、ラフファイトでいたぶり続ける展開が続く。
なかなか反撃できないヨネだったが、真壁のラリアットをかわすと、ジャーマンスープレックスホイップ、回し蹴りで逆襲に成功。タッチを受けた力皇は、本間と真壁に串刺しラリアットを連発でお見舞い。そして、2人の反撃をものともせず、両腕ラリアットで同時にダウンさせる。
ここで再びヨネが出ると、またもや真壁組に捕獲されてしまう。しかし、トレイン攻撃を回避したヨネは、真壁にフロントキック、串刺しニールキック、ダイビングギロチンドロップ。
さらにヨネはロープに走るが、本間がイス攻撃で妨害。真壁のラリアット、本間の串刺しエルボー、真壁の串刺しラリアットが、立て続けにヨネを襲う。さらに、真壁がヨネの両脚を広げて待ち構えると、その急所へ本間がダイビングヘッドバットを投下。そして、2人はサンドイッチラリアット、合体バックドロップで追い討ちをかける。
しかし、このピンチを力皇が救出。ヨネとの合体バックドロップで真壁を蹴散らす。最後はヨネが、ラリアット、回し蹴り、筋肉バスターと繋ぎ、本間から3カウントを奪った。
=試合後コメント=
真壁「さすがだな……なーんてよ、死んでも言うか、バカ野郎!! 来るなら最初から来やがれっつうんだ! これはケンカ、戦争だ。俺が来た意味、分かるだろ? クソ野郎ども。どいつもこいつも腰抜けばかりで。ただ、これだけは言っといてやる! 素人の仲田をリングに出張らせんじゃねぇ。あのバカ野郎に先陣切らすんじゃねぇよ、この野郎!」
※ここでノアファンがバックステージに乱入し、真壁に罵声を浴びせる。だが、真壁は涼しい顔で受け流し、コメントを続行
真壁「いいじゃねぇか。今のバカスケみたいに、この俺へたてついて来る。ファンばっかじゃねぇか、ノアを愛してるのは? レスラーのお前らはどうなんだよ? (GHCヘビー級王者・杉浦貴への挑戦について)たしかにアイツだけだな。俺を真正面から受け止めてるのは。杉浦だけにやらしていいのか、小僧ども? “デクの坊さん”たちよ。なんか文句あんだったらよ、縦の世界をブッ潰して来いよ! 『俺が、俺が』と手をあげて来い。今、俺と闘わねぇで、いつやるんだよ? おいしいぞ、オイ。この“電波”も届かねぇようじゃ、テメェら二流だな。(タッグリーグ戦について)そもそも俺が『優勝してやる』なんて言ったか? 俺の気分はコロコロ変わるんだ。俺たちはアイツらにケンカのやり方を教えに来てやったんだ。別に勝敗はどうでもいいこったよ。なんでだか分かるか? 俺にはGHCが待ってんだ。余裕だよ。現に今日は本間がやられた。だけどよ、このインパクト。お前ら、分かってんだろ? マスコミさんよ。それ以上にビビってんの、誰だと思う? ノアの連中だよ。俺たちがポッと出て、全部かっさらってやるよ。なんでだか分かるか? 俺がスーパースターだからだよ。全部ひっくり返してやるよ、新日本のクソ野郎も、ノアのクソ野郎も、クソファンどもも、全員だよ」