「両国の借りを返す!」/ダニエルズとのIWGP Jr.戦について井上亘がコメント
12月13日、新日本プロレス本社で記者会見が開かれ、2008年1月4日「レッスルキングダムII in 東京ドーム」の追加対戦カードを発表。元・カレーマンこと“フォーリン・エンジェル”クリストファー・ダニエルズ選手が、井上亘選手の保持するIWGP Jr.王座へ挑戦することが決定した。
ダニエルズ選手は、去る11月11日の両国国技館大会にも参戦。センシ選手とのタッグで、稔&プリンス・デヴィットに快勝している。会見に出席した菅林直樹社長は、「ぜひとも11月の両国の借りを返してもらいたい」と井上選手を激励。そして、Jr.王者としてTNAからの刺客を迎え撃つことになった井上選手は「海外からの挑戦者、面白いんじゃないですか。受けて立ちます」と、その意気込みを語った。
カレーマン時代のダニエルズ選手は、2002年に新日本プロレスへ初参戦。「BEST OF THE SUPER Jr.」に出場したほか、第12代IWGP Jr.タッグ王座に就いた(パートナーはアメリカン・ドラゴン)。もちろん、その頃に井上選手との対戦も実現している。この久々の“再会”について、井上選手は次のようにコメントした。
井上「カレーマンの時から十分素晴らしい選手でした。それから色んな経験を積んで、今の彼があると思います。僕もあれから色んな経験を積みました。その2人が闘う試合なので、当時のデータや色んな感情はあてにならない。試合が始まって、その瞬間、その瞬間でベストの動き、ベストな判断、勝つためにはどうしたらいいか。そういったものを相手にぶつけて行きたいと思います」
そんな井上選手の脳裏には、ダニエルズ選手が両国で新日本プロレスのライオンマーク踏みにじっているシーンが焼きついているという。「社長が言ったように、両国の借りは井上亘が返します!」と、1/4ドームでのタイトル初防衛を力強く宣言した。
2008年1月4日(金)
「レッスルキングダムII in 東京ドーム」
東京・東京ドーム
開場15:00 開始17:00