真壁&矢野、チーム3Dをオッサン呼ばわり! ハードコアマッチで決着か?
12月13日、新日本プロレス本社で行なわれた記者会見において、2008年1月4日「レッスルキングダムII in 東京ドーム」の追加対戦カードが発表された。
そこでチーム3D(ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン)の参戦と、その対戦相手が真壁刀義&矢野通に決定したことが、菅林直樹社長より明らかになった。
会見に出席した真壁&矢野は、チーム3Dが“世界最強のタッグチーム”と紹介されたことと、凶器使用が認められるハードコアマッチを一方的に要求されたことに対して大激怒。チーム3Dを徹底的にこき下ろした。以下はその再現。
菅林「2007年の“最優秀タッグ賞”を受賞した真壁刀義、矢野通と、“世界最強のタッグチーム”チーム3Dとの1戦が決定しました。なお、この試合はTNA側から凶器使用のハードコアルールを要求して来ております」
真壁「ハードコアなんて関係ねぇだろ!“世界最強”!? 誰が認めたんだ、バカ野郎。そんなモノ、俺たちが塗り変えてやるよ。俺たちもナメられたもんだな。(チーム3Dのパネルを投げ捨て)このオッサン2人だろ? やってやるよ。どうでもいいよ、バカ野郎。キッチリ白黒つけてやるから覚悟しとけ」
矢野「ハードコアとか、テメェで言ったからには責任を持てよ。ケンカ売ったのは向こうだからな。こっちは受けてやるよ」
真壁「俺たちに怖いモノは何もない。どんなリングが用意されてもやってやるよ」
さらに2人の怒りの矛先は、自身たちが“最優秀タッグチーム賞”を受賞した東京スポーツの「プロレス大賞」にまで及ぶ。
矢野「そんなの関係ねぇんだよ。タッグもなんにも分からねぇ、ワケの分からねぇヤツらに指図される覚えはねぇんだよ!」
ここで記者が「チーム3Dをご存知ですか?」と質問するものの、「知らねぇよ。興味ねぇ」(真壁)、「知るわけねぇだろ」(矢野)と、まったく眼中にない様子。さらにチーム3Dの代名詞的な必殺技である3D(合体ダイヤモンドカッター)についての質問が飛ぶが、「知らねぇ。俺たちの必殺技の方がよっぽど怖い」(真壁)、「俺の乗っている車は4WDだよ!」(矢野)と、不適な笑みを浮かべて答える。
そして、チーム3Dのパネルをへし折ってグチャグチャにすると、足早に会見場を引き上げてしまった。
このように会見は荒れ模様となってしまったが、日米のスペシャリスト同士が激突するこのタッグマッチは、ファンにとって絶対に見逃せない好カード。本当にハードコアマッチが実現するかは定かではないが、勝ち残ったチームが“世界最強”になることは間違いない。
2008年1月4日(金)
「レッスルキングダムII in 東京ドーム」
東京・東京ドーム
開場15:00 開始17:00