下北沢のクラブで「棚橋」コール!/棚橋弘至選手、DJに初挑戦!
7月27日深夜、世田谷区下北沢のCLUB Queで催されたロックバンドBAZRAのクラブイベント「バズナイト vol.3」に棚橋弘至選手がゲスト出演。DJに初挑戦した。
BAZRAは、エネルギッシュかつソウルフルな楽曲で大人気のスリーピース(3人編成)バンド。棚橋選手とは音楽雑誌で対談するなど、以前から親交が深い。今回はヴォーカル兼ギター担当の井上鉄平さんが、“直”電話で棚橋選手へ熱いラブコール。“DJタナ”が誕生する運びとなった。
BAZRAの熱狂的なライブのあと、井上さんにゲストDJとして招かれた棚橋選手。練りに練って自身がチョイスしたという曲を次々と披露し、場内を大いに盛り上げた。ちなみにその構成は以下の通り。
「THE SCORE」(新日本プロレスオープニングテーマ)、「発揚の人」(BAZRA)、「DO IT MYSELF」(SUPER STUPID 棚橋弘至旧入場曲)、「LITTLE GIANT」(SUPER STUPID)、「UWFメインテーマ」、「FLOWER」(HAWAIIAN 6)、「YANKEE STATION」(ザ・グレート・カブキ入場曲)、「パワーホール」(長州力入場曲)、「MAKIN’ MAGIC」(LOW IQ 01 マスクド・デビロック入場曲)、「爆勝宣言」(故橋本真也さん入場曲)、「Walk on(Some More)」(G1 CLIMAXテーマ曲)、「HIGH ENERGY」(棚橋弘至入場曲)。
後で「プロレスと違った空気で緊張した」と告白していた棚橋選手だが、リズムに乗りつつ体を動かし、歌を口ずさむなど終始ノリノリ。あえて選んだプロレス関連の曲も好評で、途中には「長州」コールや「橋本」コールも沸き起こった。そしてマイクで「G1 CLIMAX」での必勝を誓った棚橋選手にも、大きな「棚橋」コールが送られていた。
さらに「HIGH ENERGY」のメロディーが流れる終盤、上半身裸の“謎の挑戦者”が突如として登場。これを棚橋選手が余裕で返り討ちにすると、場内が爆笑に包まれる。最後は「(棚橋選手のゲスト出演が)実現すると思わなかった」と、興奮気味に語る井上さんとガッチリ握手。大役を終えてステージを後にした棚橋選手へ、何人もの観客が握手と記念撮影を求めた。
実はDJが何をするかも知らず、ターンテーブルにも初めて触ったという棚橋選手。しかし、「自分の好きな曲がみんなに伝わるというのは、凄い快感でしたね。プロレスでいうところの、自分の得意技がバシッと決まった時の感覚でした」と、独自の表現でDJ初体験の感想を満足気にコメント。
そして、「今日は今日で凄く満足していますけど、プロレスと一緒で、やるたびによくなって行く感じでやって行きたい」と、新境地開拓に意欲満々だった。