「4/13大阪はIWGP Jr.と落武者ジムの看板の“ダブルタイトルマッチ”だ」(稔)/IWGP Jr.調印式
3月31日夕刻、東京都内の「テレビ朝日」プレゼンルームにて、4月13日大阪大会で行なわれるIWGP Jr.選手権試合の調印式が開催された。
両選手は自らのテーマ曲にのって、IWGP Jr.初挑戦となるチャレンジャーの田口隆祐選手、チャンピオンの稔選手の順に登場。まずは、それぞれがタイトルマッチに向けての意気込みを語った。
=田口選手のコメント=
「このIWGP Jr.というのは、自分が入門、デビューしてから常に最高の目標にしていたベルトなので、そのベルトを手にするチャンスを掴んで、期待で胸がふくらんでいます。それとサムライジムの一期生として、ベルト挑戦が決まった時に会長(エル・サムライ)と話をしたのですけど、会長から『田口、お前が大好きだ! だから、お前に全てを教えてやろうと思った』と言われました。会長の期待に応えるべく、会長の笑顔を試合後に見るべく、このベルトを自分の腰に巻きたいと思います」
=稔選手のコメント=
「今回はそこにいる挑戦者が“落武者”ジムという、怪しいジムに入ったのですけど。俺はそういう胡散臭いのが大好きなので1つ提案なのですけど、(田口に向かって)『お前ら、ジムなら看板あるだろ。俺は大阪で負けたらコイツ(ベルト)を失うのだから、どんな看板か知らねぇけど、看板を賭けろよ!』。大阪はIWGP Jr.と落武者ジムの看板のダブルタイトルマッチだ。俺は最強の道場破りとして、最終的に落武者会長を叩き潰すまで全面戦争をやっていきます、以上!」
さらに稔選手は、「(サムライジムで)どんな練習をしているのか分からないけど、この間の後楽園(3月21日)で裕次郎が恐ろしいまでの急成長を遂げていた」と、サムライジムの存在を脅威に感じていると続け、「大阪で田口を倒して、次は落武者会長」と、早くも次のチャレンジャーにサムライ選手を指名。たった1人での“サムライジム潰し”を宣言した。
対する田口選手は、「次のシリーズからサムライジムの看板を持って入場してやろうと思っていた。取れるものなら取ってみろ」と、稔選手の要求に応じる事を明言。
そして、両選手は調印書へのサイン、記念撮影を終えると静かにその場を後にした。
開設1ヶ月足らずで存続の危機に立たされたサムライジム。風雲急を告げる新日本Jr.戦線の勢力図が、4月13日大阪で塗り変わる事となる。
※大阪大会の詳細については、以下をご参照下さい