KING OF PRO-WRESTLING
- 日時
- 2013年10月14日(月) 14:30開場 16:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 9,000人(超満員札止め)
-
第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (第59代王者)
- (挑戦者)
※オカダが5度目の防衛に成功。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
挑戦者・棚橋が入場すると、なんとハート型をした“逸材カード”の雨が降った。一方、王者・オカダの入場では、いつものようにレインメーカードルの雨が降った。
ファンの大コールが交錯する中、ゴングと同時に両者が飛び出し、棚橋がいきなりドロップキック。これをオカダがかわし、すぐさま自分がドロップキックを見舞う。だが、棚橋は倒れずに脚を取り、テキサスクローバーホールドへ行く構えを見せた。
その後、棚橋がヘッドロックからショルダータックル。さらに、グラウンドでもヘッドロックを極める。そして、オカダに振りほどかれたあとも、執拗にヘッドロックで絞り上げた。
だが、オカダが反対にヘッドロックで切り返し、ショルダータックルをお返し。さらに、トップロープ越えのセントーンアトミコで追い討ちをかける。
オカダの攻撃は続き、ネックブリーカー、串刺しエルボー連打。さらに、カウンターバックエルボーを浴びせるが、棚橋がオカダをキックで蹴散らす。ところが、オカダが棚橋を転落させ、棚橋は膝を押さえてうずくまってしまう。
オカダが強引に立ち上がらせても、棚橋は膝から崩れ落ちる。しかし、オカダはレッドシューズ海野レフェリーの制止を振り切り、なおも棚橋に襲い掛かる。ところが、突然棚橋が首固めを繰り出し、返された直後に低空ドロップキック。そして、足を踏み鳴らしてエアギターをかき鳴らすと、場内がブーイングに包まれた。
これでペースを掴んだ棚橋は、アームホイップからキーロック。そして、オカダの右腕をマットへ叩きつける。しかしオカダは、ドラゴンスクリューで棚橋の動きを止め、フラップジャック、低空ランニングフロントキックで追撃。そして、棚橋をコーナー最上段から場外へ転落させる。
場外戦となり、オカダが鉄柵攻撃、フロントハイキック。さらに、棚橋の両足を鉄柵に引っ掛け、場外マット上でDDTを敢行する。
次にオカダは、DDTからDIDを極める。これを棚橋が辛うじて逃れると、オカダはコーナー最上段へ。しかし、棚橋がデッドリードライブで投げ捨て、逸材ポーズを披露。
エルボー合戦を挟み、棚橋がフロントハイキックをキャッチし、ドラゴンスクリュー、串刺しフライングボディアタック。さらに、オカダのドロップキックをかわして低空ドロップキックを見舞うと、腕にドラゴンスクリューを食らわせる。次に棚橋は、オカダの右腕にエルボースタンプとエルボースマッシュを交互に連打。さらに、スタンディングで腕にドラゴンスクリューを見舞い、そこへヘッドバットを連射する。
苦しくなったオカダは、串刺し攻撃をかわしてリバースネックブリーカーを狙うが、棚橋が前方回転エビ固めの要領で脱出し、次のレッドインクも回避。そして、トップロープ越しでショルダーアームブリーカーの体勢に入り、オカダの腕をトップロープに打ちつける。
だが、オカダはショートレンジフロントハイキックで追撃を断ち、リバースネックブリーカー、ヘビーレイン、ボディスラム、ダイビングエルボードロップと一気にラッシュ。そして、レインメーカーポーズからレインメーカーを繰り出すも、棚橋が両腕でブロックし、低空ドロップキックから外道クラッチ。これをオカダが返し、いきなりレインメーカーを見舞うが、腕のダメージがたたってすぐにフォールできない。するとオカダは、レッドインクでギリギリと絞り上げるが、棚橋は辛うじて脱出。
ここでオカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、腕に力が入らずに失敗してしまう。すると棚橋は、エルボースタンプ、エルボースマッシュを腕に集中させ、ドラゴンスープレックスホイップ、スリングブレイドと得意技を連発。
それでもオカダは、カウンタードロップキックで棚橋をなぎ倒し、コーナー最上段からボディアタック式ハイフライフロー。続けざまにコーナー最上段へのぼると、場外へ逃げたオカダにボディアタック式ハイフライフローで追撃する。ところが、オカダが場外ツームストンパイルドライバーで逆転。深手を負った棚橋は、カウント19で辛うじてリングへ生還。
ダブルダウン状態からエルボー合戦になり、両者への大コールが交錯。そんな中、棚橋がオカダの腕にエルボースマッシュを見舞うと、オカダは棚橋の頭部にエルボースマッシュ。すると、棚橋が張り手2連発からロープへ走るが、オカダがカウンタードロップキックで反撃。さらに、棚橋をロープに振り、再びドロップキックを食らわせる。
続いてオカダはレインメーカーを放つが、棚橋がかわして反対にレインメーカーをさく裂させる。そして棚橋は、スタイルズクラッシュで追い討ちをかけ、オカダの背中にハイフライフローをお見舞い。その直後、オカダを仰向けにして再びハイフライフローに行くが、オカダが両膝を立ててブロック。
続いてオカダは、棚橋の後頭部にショートレンジドロップキックを浴びせ、ツームストンパイルドライバーの体勢に入る。すると、棚橋が脚をバタつかせて体勢を逆転させるが、オカダがさらに切り返して今度こそパイルドライバー。そして、レインメーカーを発射するも、棚橋が腕をキャッチしてドラゴンスープレックスを狙う。
しかし、オカダがこれを回避し、またもやレインメーカーに行く。だが、これも棚橋がかわし、腕を取って逆さ押さえ込みを仕掛ける。ところが、オカダが踏ん張って後方へ体重移動し、今度こそレインメーカーで決着をつけた。