SUPER J TAG TOURNAMENT 1st

日時: 2010年5月8日(土) 16:30開場　17:00開始
会場: 東京・TOKYO DOME CITY HALL
観衆: 3200

第3試合無制限1本勝負
SUPER J TAG TOURNAMENT 1回戦

KUSHIDA（SMASH）
オースティン・クリード

外道
飯伏幸太

境界線

13分18秒　逆さ押さえ込み

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　外道とクリードの先発で試合開始。クリードが3連続リープフロッグで外道を翻弄し、フライングボディアタックで押し潰した。
　その後も、抜群のバネを活かして躍動したクリードだったが、外道のインサイドワークで追い込まれて失速。中盤は、外道組がクリードを捕獲して追い込む展開となる。
　苦しい時間の続いたクリードは、低空ドロップキック、エルボードロップで外道に反撃して脱出に成功。
　替わった飯伏は、その場飛びカンクーントルネード。そして、ロンダート式のスピンキックで外道を場外に追い込む。さらに飯伏は、乱入したKUSHIDAに攻撃するとみせかけ、エプロンを走ってコーナーに駆け上がると、場外の外道にラ・ケブラーダを敢行。
　リングに戻った飯伏は、その場飛びシューティングスタープレスで追い討ちをかけ、コーナー最上段からダイブするものの、外道は両膝でガード。
　スイッチしたKUSHIDAは、飯伏のキックをかわしてスリングブレイド。そして、その場飛びムーンサルトプレスで追撃し、コーナー最上段からムーンサルトプレスを繰り出す。だが、かわした飯伏がオーバーヘッドキックで逆襲。
　スイッチしたクリードは、ブレイクダンスの動きを取り入れたパンチ連打で、外道とKUSHIDAをダウンさせる。そして、前転からのフライングラリアットでKUSHIDAに追撃。
　続いてクリードは、スクールボーイでKUSHIDAを丸め込む。そしてフォールを返されると、そのままKUSHIDAを持ち上げてバックフリップ。さらに、コーナー最上段からの飛び付きDDT。
　さらにクリードは、もう1度ブレイクダンス式パンチをKUSHIDAに繰り出す。だが、1回転して両足を広げて座り、立ち上がるというクリードの動きを見切ったKUSHIDAが、エルボーで迎撃。そして、逆さ押さえ込みで電光石火の3カウントを奪った。

COMMENT

KUSHIDA「おお、やった！　一回戦進出！　外道さんありがとうございました」
外道「オイ、おまえ、次、オレが場外に行けっていったら、行けよ？　イス使えって言ったら使えよ？」（頭をなでながら）
KUSHIDA「？？？」
外道「わかったな？」（一人、先に控室に消える外道）
KUSHIDA「……。（唖然とした表情で）まぁ、とにかく次だ!　次！」
　
飯伏「悔しいですね。恥ずかしいです……。1回戦は突破できると思ったんですけど。自分にも敗因はあると思うんで全然あれなんですけど。それよりもクリード選手が凄いいい選手だったっていうか、自分が思ってたよりも全然いい選手なんで、また組んでみたいし、闘ってもみたいですね！」
クリード「日本は初めてなんだけど、日本にはいろんなスタイルのレスラーがいてそいつらと戦いたかったし、これからチャンスがあればまた組んでいきたい。でも今日はKUSHIDAのフォーアームにてこずっちゃったね」
飯伏「唐突ですが、これベルトかかってるヤツですよね？　今日は彼と組んだんですけど、僕はケニー・オメガとずっと一緒にやってきたんで、今日はクリード選手と組みましたけど、IWGP Jr.タッグのベルトはケニー・オメガと挑戦したいですね。他は何も考えてないです。負けていきなりですど。僕は負けてないんで。今日はチャンスを逃しただけです。また来ます！」