SUPER J TAG TOURNAMENT 1st
- 日時
- 2010年5月8日(土) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 東京・TOKYO DOME CITY HALL
- 観衆
- 3200
MATCH REPORT
国内外から集結した8組の参加チームは、どれも実力者ぞろい。さっそく1回戦から激闘が繰り広げられ、フジタ“Jr”ハヤト&野橋太郎、金本浩二&エル・サムライ、外道&KUSHIDA、田口隆祐&プリンス・デヴィットが準決勝に駒を進めた。
そして、準決勝の第1試合で、金本&サムライがフジタ&野橋と対決。金本がフジタと激しい打撃戦を展開すれば、サムライは持ち前のインサイドワークで野橋 を翻弄する。そんな中、野橋が一斗缶攻撃を敢行するものの、金本がハイキックで迎撃。すると、サムライが雪崩式リバースDDTで追い討ちをかけ、すかさず 金本がアンクルホールド。みちのくプロレス代表コンビを危なげなく下し、決勝戦へ進出した。
続く準決勝第2試合は、田口&デヴィットvs外道&KUSHIDA。ところがこの試合は、外道とKUSHIDAのチームワークに乱れが生じ、前IWGP Jr.タッグ王者組が完勝。決勝戦で金本&サムライと対峙することとなった。
タッグチームとしての完成度で勝る田口&デヴィットは、高速ムーブと高難易度の空中技でベテランコンビを凌駕。もはや勝利は目の前かと思われた。ところ が、不屈の闘志が持ち前の金本と、驚異的な粘りで知られるサムライは、最後まで勝負を諦めずに奮闘。最後はサムライとデヴィットによる技の切り返し合戦と なり、サムライが電光石火のサムライクラッチを決めて3カウントを奪取した。
この劇的な優勝にJCB HALLのボルテージはMAX状態に突入。ファンはこぞって「サムライ」コールを大合唱した。
また、セミファイナルで行なわれたIWGP Jr.ヘビー級選手権試合は、王者・丸藤正道が挑戦者・タイガーマスクの腕に非情な集中攻撃。最後は腕固めで絞りあげ、危険と判断したレフェリーが試合をストップさせた。
試合後、タイガーは「俺はギブアップしてない!!」と絶叫するものの、判定は覆らず。5度目の防衛に成功した丸藤は、「タイガーさん、レフェリーに感謝しとけ! 腕、折れてたぞ」と余裕たっぷりにコメント。ベルトを高々と掲げて退場した。
RESULT
- 「SUPER J TAG TOURNAMENT 1st」入場式
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第1試合 無制限1本勝負
SUPER J TAG TOURNAMENT 1回戦 -
第2試合 無制限1本勝負
SUPER J TAG TOURNAMENT 1回戦-
金本 浩二
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タマ・トンガ
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エル・サムライ
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デイビー・リチャーズ
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第3試合 無制限1本勝負
SUPER J TAG TOURNAMENT 1回戦 -
第4試合 無制限1本勝負
SUPER J TAG TOURNAMENT 1回戦 -
第5試合 30分1本勝負
- 初出場選手が7名! 「BEST OF THE SUPER Jr.ⅩII」出場メンバー発表!
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第6試合 無制限1本勝負
SUPER J TAG TOURNAMENT 準決勝 第1試合-
金本 浩二
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野橋 太郎
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エル・サムライ
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フジタ“Jr”ハヤト
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第7試合 無制限1本勝負
SUPER J TAG TOURNAMENT 準決勝 第2試合 -
第8試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (第59代王者)
- (挑戦者)
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第9試合 無制限1本勝負
SUPER J TAG TOURNAMENT 決勝戦&第25代IWGP Jr.タッグ王者決定戦 - 「サムライ」コールが大爆発!! 優勝セレモニー
- 菅林直樹社長の大会総括