SUPER J TAG TOURNAMENT 1st
- 日時
- 2010年5月8日(土) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 東京・TOKYO DOME CITY HALL
- 観衆
- 3200
-
第8試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (第59代王者)
- (挑戦者)
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
これに対し、丸藤はコブラクラッチで反撃。さらに、強烈なトラースキックでタイガーの動きを止め、場外で鉄柱攻撃。リングに戻ると丸藤は、ネックツイストの要領でタイガーの腕を捻り上げた。
しかしタイガーは、キック連射で反撃し、場外タイガードライバー。リング上でも、ハイキックからのタイガードライバーを繰り出す。
さらにタイガーは、ツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、切り返した丸藤が不知火で逆襲。
ここから丸藤は、串刺しジャンピングバックエルボーで追撃し、串刺し式の膝蹴りを後頭部に浴びせる。そして、雪崩式不知火を狙うものの、抵抗したタイガーが雪崩式裏投げで反撃。さらに、タイガースープレックスホールド、チキンウィングアームロックで追い討ちをかける。
続いてタイガーは、雪崩式ダブルアームスープレックスに行くが、抵抗した丸藤がタイガーの腕をコーナーの金具に叩きつけてアームブリーカー。
そして丸藤は、エプロンを走ってのトラースキック、スワンダイブミサイルキック、キック連射で追撃し、チキンウィングアームロックを極める。
するとタイガーはこれを切り返し、チキンウィングフェースロックを極める。しかし丸藤は、タイガーをコーナーに叩きつけて脱出し、不知火。これは不発に終 わったものの、タイガーのキックをよけて、トラースキック、パンチ、スピンキックで追い討ち。そして、ブレーンバスターの体勢で持ち上げるが、タイガーも 抵抗して着地。しかし、即座にトラースキックを見舞った丸藤が、タイガーフロウジョンを狙う。これをタイガーが切り返すと、丸藤はさらにそれを切り返し、 ダブルアームの体勢からタイガーを持ち上げる。そして、空中で体勢を入れ替えると、腕折り固めでタイガーを捕獲。必死で抵抗するタイガーを踏みつけてさら に絞り上げると、見かねた海野レフェリーが試合をストップ。丸藤の勝利を告げた。
裁定に納得できず、丸藤に襲いかかろうとするタイガーを、ライガー、平澤たちが必死で制止。それでもタイガーは、ライガーを振り切って丸藤にトーキックを見舞う。しかし丸藤は、IWGP Jr.ベルトを高々と掲げ、余裕の表情を浮かべた。
怒りの収まらないタイガーは「丸藤!! 俺はギブアップなんかしてねぇぞ、お前!! 俺はテメェの技なんかにな! ギブアップなんかしねぇ!!」とマイクで絶叫。さらに「いいか! ノアファン! 聞いとけ! 丸藤をどんどん応援しろ! それを俺がブッ潰してやる! テメェの技なんかでギブアップなんかするか!!」と叫び、マイクを丸藤に投げつける。
場内が騒然とする中、丸藤はマイクを握り「タイガーさん、オイ、オイ、レフェリーに感謝しとけ! 腕、折れてたぞ」と捨て台詞を吐き、意気揚々と引き上げて行った。
そして、最後にタイガーが「新日本ファンの皆さん! お怒りはわかります! 必ず、新日本にベルトを戻しますんで、応援よろしくお願いします!」と言ってファンに頭を下げた。
COMMENT
青木「これからも防衛していきましょう! カンパーイ!」
丸藤「カンパイ! そういうことで……絶対、もう数日後とかにはやらないぞ!」
※タイガーマスクはノーコメント