日本でも大人気となったムースが入場。しかし、「レインメーカー」のテーマがかかると場内は大爆発。レインメーカードルが入場口に舞い踊る。
場内「オカダ」コールが大爆発。そして同時に「ムース!」コール。オカダは右手を掲げると「オー!」という反応が巻き起こり、早くも場内は大盛り上がり。
試合は、まず先制ドロップキックを爆発したムース。さらに、オカダをコーナーにセットすると、ここでもお株を奪う高角度ドロップキック!
さらに、リング外でも大暴れのムースだったが、走り込みながらの場外フェンス越しボディアタックで形勢逆転のオカダ。これには場内も大興奮!
ここから、リング上でのスライディングキックから、ムースの首を決めていくオカダ。ムースの打撃をDDTに切って取るが、すぐさまショートレンジラリアットを炸裂させるムース。さらにパワーボム。トップコーナーへ叩きつけるパワーボムと危険技を爆発させたムース。
しかし、オカダもフラップジャック。さらに打撃の応酬から、リバースネックブリーカー、そしてダイビング・エルボードロップ、レインメーカーポーズでペースを握ったオカダ。
だが、レインメーカーをかわしたムースは、なんとコーナーへ駆け上がり、振り向きざまのフライングボディアタック!
ここから、ムースは逆レインメーカーポーズをアピールして、スピアーを狙うが、これをフロッグジャンプで飛び越えたオカダ。
終盤、なんとレインメーカーの体制に入ったムースだが、これは逆にドロップキックをくらってしまい、最後はオカダがレインメーカーをズバリと決めて完全勝利。
試合後は、ムースに握手を求めたオカダ。一緒に「ムース」ポーズを決めてみせた。
オカダ「新日本プロレスから去った人もいますし、やっぱりアメリカの方も『これから新日本プロレスどうなっていくんだろう?』という思いもあると思いますので、こうやって『大丈夫だよ』と。『オカダを見てれば、何も不安になることはないでしょ?』というのは
見せられたと思いますね」
——いつもよりお客さんを煽るような動きも見えましたが?
オカダ「ええ。こういう面もあるんだよっていうね。どっちかと言ったら、ボクは海外も長いですから、そういう日本とは違う部分も見せられたと思いますし、せっかく海外ですから楽しみながら試合したいな、と思ってましたんで。また違うレインメーカーが見せられたんじゃないかと思いますね」
——対戦相手のムース選手に関しては?
オカダ「身体も大きくて、背も高くて、ドロップキックも高いですけど……。まあ高いだけかなと。もうちょい。まだ始めてそんなにキャリアがすごくあるわけじゃないと思いますから、ドロップキックを教えてほしければボクがいつでも教えてあげますし、もっともっと強くなって、また闘うことはあるとは思いますね。あと、明日はreDRagonですか? IWGPジュニアタッグを巻いたチームですし、純粋なタッグマッチでジュニアタッグのチームとシッカリやるってことはなかったと思いますから、楽しみですね。いつもヘビー級とばかり闘ってた気がしますから、ジュニアタッグの感じも楽しみたいと思いますね。明日、パートナーは外道さんですから、(WCWでラスベガスの大会場んの)MGMグランド・ガーデン・アリーナを体験してる外道さんですから、経験値を生かして……ボクのサポートしてくれるんじゃないかなと思います」