BEST OF THE SUPER Jr.XXII

日時: 2015年5月31日(日) 14:00開場　15:00開始
会場: 静岡・キラメッセぬまづ
観衆: 1,140人

第2試合 20分1本勝負

バルバロ・カベルナリオ
ボビー・フィッシュ

ロッキー・ロメロ
カイル・オライリー

境界線

09分45秒　チェイシング・ザ・ドラゴン→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『SUPER Jr.』に出場中のJr.戦士によるタッグマッチ。6月2日水戸で行われる『SUPER Jr.』Aブロック公式戦カベルナリオvsオライリーの前哨戦でもある。
　
　ロメロ対オライリーで試合がスタート。ロメロが「カイル、バカ！」と挑発すると、オライリーが「ロメロ、バカ！」と言い返す。怒ったロメロは「チョーバカ!!」と叫ぶが、オライリーがアームホイップから腕ひしぎ逆十字固めを極め、ロメロを退散させた。
　カベルナリオ対オライリーの場面。カベルナリオがドロップキック、変型ブレーンバスター、セカンドロープを利用した三角飛びハイキック。そこからカベルナリオ対フィッシュになるも、オライリーがロープワークを妨害。これでカベルナリオが失速し、オライリーがバンテージを悪用したチョーク攻撃、フィッシュがブレーンバスターなどで痛めつける。
　しかしカベルナリオは、開脚式ミサイルキックでオライリーとフィッシュを同時に吹き飛ばし、ロメロとタッチ。そのロメロは、コーナー最上段からのフライングボディアタックでフィッシュを押し潰し、ヘッドシザースホイップでオライリーを投げ飛ばす。
　さらにロメロは、オライリーとフィッシュにそれぞれ串刺しラリアットを見舞い、両腕ラリアットでまとめてなぎ倒す。そして、オライリーにはフェイント式ニールキックで追撃。
　続いてロメロはスライスブレッドを狙うが、オライリーが回避し、追走式ジャンピングニーアタックで逆襲。それでもロメロはカウンターのアッパーカットで反撃。さらに、水面蹴りをジャンプでかわし、ショートレンジジャンピングニーアタックを食らわせた。
　カベルナリオ対フィッシュの場面。カベルナリオがラリアット、ジャンピングネックブリーカー、串刺しラリアット、串刺し低空ドロップキックとラッシュ。すると、ロメロがロープのあいだで急停止するフェイントを繰り出し、オライリーを場外へ追いやる。これでロメロ組がフィッシュにトレイン攻撃を見舞い、ロメロがその場飛びスライスブレッド、カベルナリオがセカンドロープからのジャンピングボディプレスで追い討ち。
　だが、フィッシュがロメロを蹴散らしてカベルナリオをコーナーへ追い込み、串刺しジャンピングボディアタック。さらに、オライリーが串刺しジャンピングニーアタックで続き、2人で合体ダイビングニードロップを敢行。そして、ジャンピングニーアタック＆水面蹴りの同時攻撃でロメロの動きを封じると、チェイシング・ザ・ドラゴンでカベルナリオを倒した。

　試合後、ロメロとカベルナリオが（カベルナリオの）骨を振り回し、オライリー＆フィッシュを激しく威嚇した。

COMMENT

フィッシュ「reDRagonの進撃は、雨が降り続くようにまだまだ続くぜ。コーラクエンホールではボビー・フィッシュも俺も負けてしまったけど、過ぎてしまったことはもういい。ここからまた勝ち続けて、reDRagonで決勝を争うんだ」
オライリー「俺たちはリングに上がって、何をするかなんて簡単なこと。どんな相手だろうが、やっつけるだけだ」

ロメロ「（※カベルナリオの骨をかざし）俺は武器を手に入れた。勝って、『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝する。誰が俺の前に立とうが関係ない。俺が勝てばいいだけのこと。（※骨を見つめ）これはいったい何だ!? （※骨を何度も降りおろし）KUSHIDAよ、ドラダよ、俺はもう、お前と闘う準備はできているぞ。おれが『SUPER Jr.』のチャンピオンだ！」
※カベルナリオはノーコメント