BEST OF THE SUPER Jr.XXII

日時: 2015年5月31日(日) 14:00開場　15:00開始
会場: 静岡・キラメッセぬまづ
観衆: 1,140人

第1試合 20分1本勝負

田中翔
ジェイ・ホワイト

小松洋平
デビッド・フィンレー

田口隆祐
マスカラ・ドラダ

境界線

11分34秒　オーマイ＆ガーアンクル

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『BEST OF THE SUPER Jr.XXII』第8戦の沼津大会。
　第1試合は『SUPER Jr.』に出場中のJr.戦士が対決する6人タッグマッチ。6月2日水戸では、田口と小松が公式戦で対決する。
　
　小松とホワイトが腕の取り合いを繰り広げたのち、ホワイトが逆水平チョップ。これに小松も応戦すると、ホワイトがエルボースマッシュ、ショルダータックル。さらに、ドロップキックで小松をなぎ倒した。
　田口対フィンレーの場面。田口が踏みつけ攻撃、エルボー、変型ボディスラム。そして、リープフロッグからカウンタージャンピングヒップアタックを食らわせる。
　田口の攻撃は続き、ヒップアタック連射。ところが、フィンレーが尻に噛みついて逆襲。それでも田口がヒップアタックを浴びせ、フィンレーは完全に孤立してしまう。
　だが、フィンレーは小松にカウンターエルボースマッシュを見舞い、脱出に成功。替わったドラダが小松に対し、串刺しラリアット、モンキーフリップ、低空ドロップキックを見舞う。
　さらにドラダは、自らエプロンに飛び出し延髄斬りで追い討ち。そして、コーナー最上段からムーンサルトプレスを敢行するが、小松が両脚を立てて撃墜する。
　タッチを受けた田口がヒップアタックを連射すると、ドラダがカサドーラから前方回転エビ固め。さらに、西側と北側のセカンドロープを移動し、ダイビングヒップアタックを食らわせた。
　田口対ホワイトの場面。ホワイトがリープフロッグからカウンターバックエルボー。これでドラダ組のトレイン攻撃となり、カベルナリオがオーマイ＆ガーファンクルポーズから張り手。そして、フィンレーが田口を押さえ、ホワイトがミサイルキックで吹き飛ばす。
　さらにホワイトが田口に逆エビ固めを極めると、カットに入った小松をフィンレーがカミカゼで叩きつける。しかし、田中がフィンレーをドロップキックで蹴散らし、ぶっこ抜きジャーマンスープレックスでホワイトを引き離す。
　その後、田口がカウンタージャンピングヒップアタックで巻き返し、前落としで追撃。そこからどどんに行くが、ホワイトが前方回転エビ固めに切り返す。だが、田口が延髄斬りで動きを止め、ジャンピングヒップアタックを発射。これをホワイトが受け止めると、アンクルホールドからオーマイ＆ガーアンクルへ移行し、ギブアップを奪った。

COMMENT

田口「昨日、カイル（オライリー）に黒星つけて、自力優勝の目はまた出てきたんで。初戦落としてあきらめかけましたけど、ケツに火をつけて、メタンガスにジェット噴射で、決勝まで残り全勝で勝ち上がって優勝します。メタンジェット噴射で頑張ります」
小松「勝ったよ。でも、こういう試合形式、6人タッグマッチとか久しぶりにやったから、勝ちは勝ちだけど、もっとおいしいところ取りたかったな」
——次は『SUPER Jr.』公式戦で田口選手と闘いますが・・・。
小松「今日の味方は明日の敵って言ってね。勝負となったら、負けてられないですからね。今日、組んでみたわかったこともあるし。相手の弱点を突いていきます」
田中「この『SUPER Jr.』のシリーズで、『SUPER Jr.』に出場している選手がいい試合して、ものすっごくいい試合して、いい試合すればするほど、出れなかったことがすごく悔しい。この悔しさ、ぶつけれるところはリングの上しかない。リングの上では『SUPER Jr.』の試合だろうが、どんな試合だろうが、全力でいきます」

ドラダ「今日の負けは関係ない。マスカラ・ドラダがこの『SUPER Jr.』に優勝してヌメロ・ワン、イチバンの座を奪い取るんだ。ロッキー・ロメロ、かかって来い。ヌメロ・ワンはお前じゃない。このマスカラ・ドラダだ」
※フィンレー＆ホワイトはノーコメント