バディファイトPresents G1 CLIMAX 24
- 日時
- 2014年7月28日(月) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 宮城・仙台サンプラザホール
- 観衆
- 2,850人(超満員札止め)
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第6試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦-
柴田 勝頼
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シェルトン・X・ベンジャミン
レフェリー|マーティー浅見 -
MATCH REPORT
まずはレスリングで試合をスタートさせた両者。お互いに一度ずつロープに押し込み、クリーンブレイクするなど、まだまだ様子見の段階だ。ここで柴田はヘッドロックを仕掛ける。ベンジャミンがロープに振っても、柴田は離さない。ならばと、ベンジャミンは強引にパンチを放って脱出。すぐに柴田の足をキャッチしてアンクルホールドを仕掛けていった。
これをロープブレイクで脱出した柴田はキック攻撃。しかし、ベンジャミンはその蹴り足を掴んで持ち上げ、前方に叩きつけた。これには柴田もたまらず場外に逃亡。するとベンジャミンはこれを追いかけ襲撃。柴田の両足を掴むと、ジャイアントスイングをするように、無造作に鉄柵にぶつけるという荒業を見せた。
優勢に立ったベンジャミンはリングに戻ると、自身で倒れ込みながら渾身の力で柴田をコーナーに叩きつける。さらにロープ際でニードロップを落とし、ブレーンバスターで投げ飛ばすと、グラウンドで今度はスリーパーだ。これを逃げられると、ベンジャミンはコーナーに柴田を振り、串刺し式のボディアタックを叩き込んだ。
しかし、続く一撃を柴田はカウンターのニー。そして、リング中央でベンジャミンとエルボー合戦に挑む。ここを競り勝った柴田はエルボーでベンジャミンをコーナーに追い込み、ここでもエルボーを連発。さらに低空のドロップキックでベンジャミンの顔面を串刺しだ。
だが、ベンジャミンは続く柴田のキックを蹴り足を掴んで防御すると、スーパーキックを炸裂させる。そして柴田をリバースフルネルソンで捕らえて、空中で一時停止させてからの落差のあるダブルアームスープレックスだ。一方の柴田はキックアウトしたあと、ベンジャミンが放ってきたスーパーキックをかわして、再びエルボーの打ち合いに挑む。ここでは押し込まれてしまった柴田だったが、バックブローチョップ! 強烈な一撃をベンジャミンに叩き込み、ダウンさせることに成功する。そしてベンジャミンをファイヤーマンズキャリーで持ち上げ、go 2 sleepを仕掛けた。
しかし、ベンジャミンは柴田にヒザで撃ちぬかれる瞬間に身をかわして、足首をキャッチ。アンクルホールドに移行した。予想外の形で捕まった柴田だが、ここはなんとかロープブレイクで脱出。そして、ベンジャミンのバックを奪うと、強引にバックドロップで投げ捨てた。そしてPKを放った柴田。だが、ベンジャミンは蹴り足を掴んで防御すると、強烈なスーパーキック! しかし、これを食らった柴田は必死にこらえて倒れない。そして、ベンジャミンがベイダートに来たところをうまく体勢を入れ替え、スリーパーに捕らえてみせた。
一度は投げられても外さなかった柴田だったが、コーナーにぶつけられた衝撃で手を離してしまう。しかし、柴田は続くベンジャミンのドラゴン・ウィップを見切って、見事にスルー。そして、素早くバックを奪うと、再びスリーパーダ。ガッチリとベンジャミンを絞め上げ、腰を落としたところで、すぐさまPK! ベンジャミンを蹴り飛ばし、見事に3カウントを奪取! ここまで無傷の4連勝を飾っていたベンジャミンについに初黒星をつけた。