11月9日大阪で行なわれるIWGPヘビー級選手権試合オカダvsアンダーソンの前哨戦。
　
　両者の先発で試合が始まり、オカダがクリーンブレイクと見せかけて奇襲攻撃。たまらずアンダーソンが場外へ逃げ出し、それをオカダが追いかける。しかし、アンダーソンがうまく逃げ切り、リング上でオカダに逆襲。それでもオカダは、DDTでアンダーソンの頭をマットへ突き刺した。
　中邑対デヴィットの場面。中邑が脱力してロープブレイクすると、デヴィットがピストルサインで対抗。その後、控えのファレが中邑を捕まえ、デヴィットがトーキック連射。
　さらにデヴィットは、ドロップダウンとリープフロッグでフェイントをかけ、アームホイップを仕掛ける。これを中邑がこらえてストンピングとローキックを放つが、デヴィットがいずれも回避し、中邑にツバを吐きかけた。
　YOSHI-HASHI対ファレの場面。仁王立ちのファレに対し、YOSHI-HASHIが手四つの力比べを要求。そして、トーキックで不意打ちし、ヘッドロックを極める。しかし、ファレがチョークスラムで叩きつけ、場外戦が勃発。YOSHI-HASHIも如意棒攻撃を見せるが、ファレのパワーに圧倒されてしまう。
　YOSHI-HASHIがようやくリングへ戻ると、ファレがボディスラム、デヴィットがフットスタンプ、串刺し低空ドロップキック、アンダーソンがニードロップ連射で追撃。さらに、マット＆ニックのヤングバックスが、ダブルトラースキックで試合介入する。
　苦しい時間の続いたYOSHI-HASHIだったが、ヘッドハンターでデヴィットに逆襲。タッチを受けた中邑が、膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃でデヴィットに追撃する。
　次に中邑は、デヴィットをコーナー最上段へ固定し、ランニングニーアタックを発射。だが、かわされてコーナーに激突してしまい、乱入したファレが串刺しボディアタックで押し潰す。しかし、中邑がジャンピングカラテキックでファレを吹き飛ばし、デヴィットにはフェイント式ニールキックをお見舞い。そして、再びボマイェを放つが、デヴィットが回避し、カウンタードロップキックで逆襲。
　ここでファレがバックフリップで中邑を叩きつけ、デヴィットがコーナー最上段からダイビングフットスタンプを見舞う。だが、次のブラディサンデーは中邑が回避し、カウンターキチンシンクで逆転。デヴィットをコーナー最上段に乗せ、今度こそランニングニーアタックを食らわせた。
　オカダ対アンダーソンの場面。オカダがフラップジャック、ランニング低空フロントキック。そして、ヘッドスプリングで立ち上がるが、アンダーソンがスピニングスパインバスター、マウントパンチ連射で反撃。
　続いてアンダーソンはガンスタンを狙うが、オカダが脱出し、リバースネックブリーカー。そして、ダイビングエルボードロップからレインメーカーに行くが、アンダーソンが回避してリバースガンスタン。
　そして、アンダーソンはまたもガンスタンに行くが、オカダが回避してレインメーカーを繰り出す。これをアンダーソンがかわして逆水平チョップを浴びせるも、オカダはすぐにドロップキックで巻き返した。
　YOSHI-HASHI対アンダーソンの場面。YOSHI-HASHIがネックバスターでアンダーソンに追撃し、中邑とオカダのアシストで合体パワーボムを敢行。そして、スワントーンボムからフォールに行くが、デヴィットが背中にダイビングフットスタンプを浴びせてカット。
　その直後、中邑がデヴィット、ファレが中邑、オカダがファレを場外に追いやり、リング上はYOSHI-HASHIとアンダーソンの一騎打ちとなる。そんな中、アンダーソンがガンスタンを仕掛けるものの、YOSHI-HASHIが回避し、ヘッドクラッシャーをお見舞い。
　場内が「YOSHI」コールに包まれる中、YOSHI-HASHIはカウンターラリアットでアンダーソンに追撃し、ジャンピングフロントハイキックを回避してラリアットを発射。ところが、今度はアンダーソンがかわし、ついにガンスタンをさく裂させた。
　
　試合後、オカダとアンダーソンが乱闘を繰り広げ、ゴングが激しく乱打される。大荒れのオカダはアンダーソンをパイプイスで殴るが、集中攻撃を浴びて場外に追いやられてしまう。そして、アンダーソンがIWGPヘビー級ベルトを強奪し、イスに座って勝ち誇った。
　
　さらにデヴィットとアンダーソンがマイクでオカダを挑発し、アンダーソンが「オオサカで俺がガイジンチャンピオンになる！ IWGPヘビー級チャンピオンになる！ イッツ・リアアアアル！」とオカダに詰め寄った。

※ファレはノーコメント
 
中邑「活きがいいのが、アッチにも、コッチにもだ。オイ。楽しませてくれるんじゃねー？　誰だっけ、俺をドラフト1位に指名したヤツ（人指し指をアゴに当てて笑顔で）。指名だって？　こりゃあ光栄だな？　で・も、言ったよな……イヤ！　ハァ！　勝負したいか？　いいよいいよ、ミノル・スズキ。ハンデやるぜ？　もっと条件出してみろよ、オイ！　たぎらせて…くれるんじゃねーの？」
オカダ「オイ、マシンガン！　俺にな、何やってもいいよ？　百歩譲って、外道さんにも何やったっていいよ？　だがな？　ベルトを投げちゃあ……イカンだろ？　ますます俺を怒らせてくれたな？　こんなもんじゃねーぞ、まだ始まったばっかだ、BULLET CLUB。楽しそうに、5人で旗振ってますね。1人残らず！　ボコボコにしてやる潰してやる、覚悟しとけ！」
外道「オイ、マシンガン！　テメーはよ！　スペシャルだ。ユー！　スペシャルだコノヤローオイ！　スペシャルなクッキングで沈めてやるよ、コノヤロー！」
※YOSHI-HASHIはノーコメント