NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN BRAVE 2012
- 日時
- 2012年4月21日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館・第2競技場
- 観衆
- 1,610人(超満員札止め)
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
そのストロングマンは、バットを膝で叩き折るパフォーマンスで登場し、自ら先発を買って出る。そして、石井をまったく寄せつけずに、豪快なパワースラムで叩きつけた。
キャプテン対YOSHI-HASHIの場面。キャプテンが顔面攻撃を受けてもひるまず、ショルダータックルでYOSHI-HASHIを場外へ追いやる。そして、リングに仁王立ちして「来たまえ!」と挑発するが、背後から石井に襲われて場外戦に引き込まれてしまう。
これでキャプテンの動きはピタリと止まり、石井とYOSHI-HASHIに攻め込まれる。石井にマスクを剥がされそうになったキャプテンは、「やめたまえ」と力なく言うのがやっと。
しかしキャプテンは、YOSHI-HASHIの串刺し攻撃を回避し、ジャンピングショルダータックルで逆襲。これでようやくストロングマンの出番となり、ショルダータックル、ボディスラムでYOSHI-HASHIと石井を蹴散らす。
さらにストロングマンは、チョークスラムでYOSHI-HASHIと石井を同時に叩きつけ、野人ダンスラリアットで同時になぎ倒す。そして、なんとコーナーからのプランチャで2人を圧殺した。だが、リングに戻ったYOSHI-HASHIが、ストロングマンの串刺し攻撃をかわし、チンクラッシャー、ネックブリーカードロップで逆襲。
キャプテン対石井の場面。キャプテンが、串刺しドロップキック、串刺しジャンピングバックエルボー、エクスプロイダー。そして、大コールを受けてコーナー最上段にのぼるが、ダイビングヘッドバットをかわされて自爆してしまう。
ここから石井組のトレイン攻撃となり、YOSHI-HASHIと石井の串刺しラリアットが2連続でさく裂。そこから石井が雪崩式ブレーンバスターを敢行するが、フォールはストロングマンがカット。
すると、YOSHI-HASHIがストロングマンを羽交い絞めにし、石井がラリアットで場外に排除。続いてYOSHI-HASHIはキャプテンも羽交い絞めにするが、今度は石井のラリアットがかわされ、自分が被弾してしまう。
ここでキャプテンはヒラボトムで石井を叩きつけ、キャプテンチャージからカリビアンデスグリップ。これをかわされると、地獄突きを発射するが、石井はカウンターラリアットでお返し。そして最後は、垂直落下式ブレーンバスターでキャプテンを仕留めた。
COMMENT
YOSHI-HASHI「オイ、あの“肉ダルマ”、なんだ? どっから来んだよ? 昔、メキシコで見たことあるよ。アイツは……名前忘れたよ」
ストロングマン「今日、ストロングマンとキャプテン・ニュージャパンは激しい試合をした。ヤツらがどうやったか知らないが、勝利を持って行った。俺達2人は、大きなとてつもなく強い男たちだが、役目を果たせなかった。だけど、そんなものは関係ない。なぜなら俺達の闘う精神は死なない。ストロングマンは負けるのが嫌いだ。次は激しい試合をしてやる。ハードなトレーニングをして、より怒りを増して、最後に勝者として俺の手が挙がるまで、どんなことでもする。俺はデカ過ぎて、強過ぎて、怒り狂ってる(と言って控室へ)」
キャプテン「情報屋、なんだね、彼は?」
週刊プロレス湯沢記者「ストロングマンです」
キャプテン「バット折ってたぞ、彼は。彼もスーパーヒーローなのか? 情報屋? 2号! 君! 答えたまえ」
東京スポーツ岡本記者「いい人だと思うんですけど、スーパーヒーローではない……」
キャプテン「2号! もっと勉強したまえ! また会おう!」