G1 TAG LEAGUE 2011

日時: 2011年11月6日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,900人（満員）

第1試合 20分1本勝負

渡辺高章
ドン・フジイ

高橋広夢
石井智宏

三上恭佑
ヒデオ・サイトー

キング・ファレ
飯塚高史

境界線

09分02秒　ナイスジャーマン

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　ヤングライオンズの奇襲攻撃を合図に、試合がスタート。三上、高橋、渡辺がトリプルドロップキックでフジイを倒し、ファレがショルダータックルで追い討ちをかける。
　そこから渡辺対石井になり、石井がフジイとの連携攻撃を早くも敢行。さらに、渡辺を場外に追い込むと、飯塚がイス攻撃をお見舞い。一方、サイトーは、赤コーナーに保管してあった飯塚のアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを拝借しようとする。それを飯塚が見つけて奪い返し、三角巾の中に収納した。
　そんな中でも渡辺は攻め込まれ、サイトーのチョーク攻撃で悶絶してしまう。だが、ドロップキック2連発で逆襲すると、ファレとタッチ。
　ファレは、串刺しボディアタック、ブレーンバスターでサイトーに追撃。だが、サイトーもすぐに逆襲し、ヒラボトムでファレを叩きつけた。
　高橋対フジイの場面。高橋がランニングエルボーからミサイルキックを発射。しかし、フジイがかわして自爆させ、逆エビ固め。これはガッチリ極まっていたが、高橋はなんとか自力でロープエスケープ。
　そして高橋は、張り手でフジイの動きを止めてロープへ走るものの、控えの飯塚が背後からスリーパーホールドで捕獲。ところが、サイトーがアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを盗み出して装備したため、飯塚は高橋を解放してサイトーへ突進。すると、サイトーが脱兎のごとく逃げ出し、2人は南側客席からロビーのほうへ消えてしまった。
　一方、リング上ではヤングライオンズがトレイン攻撃を開始。フジイに対し、渡辺の串刺しドロップキック、ファレの串刺しバックエルボー、三上のキャノンボール、高橋のミサイルキックが連続で決まる。
　続いて、ヤングライオンズは石井にもトレイン攻撃を敢行。三上の串刺しバックエルボー、渡辺の串刺しジャンピングエルボーが立て続けに炸裂し、ファレが串刺しボディアタックに行く。しかし、石井がかわしてコーナーへ激突させ、そこへフジイがラリアットをお見舞い。
　それでも、三上と渡辺が石井へ合体ブレーンバスターを仕掛けるが、フジイが石井に加勢し、2人を反対に投げ飛ばす。そして、フジイと石井は高橋にも合体攻撃を仕掛ける。だが、高橋が石井をキックで迎撃し、フジイをスクールボーイで丸め込む。
　しかし、跳ね返したフジイが、高橋の後頭部へラリアットを発射。さらに、石井が正面からエルボーを見舞うと、最後はフジイがナイスジャーマンで3カウントを奪った。

COMMENT

石井「フジイさん！またいねぇぞ！週プロいねぇな！」
フジイ「なんだ、週プロは？」
石井「週プロは？」
フジイ「最後にスカしやがったな」
石井「週プロに言っとけ！詫び入れるつもりで俺らに一席設けろって。そこで話してぇことがあるんだ」
フジイ「銀座でも六本木でも、用意しろよ」
石井「真面目な話で、ホント言っといて。あとは要件ねぇから」
※週プロのカメラマンを見つけて
石井「オイ！週プロだなテメー！接待しろコノヤロー！湯沢に言っとけ。ナメてんのかコノヤロー！遊びでやってんじゃねぇぞ。オメーらが好き勝手書きやがってよ、俺らの前で言ってみろって。俺らの前でペコペコしやがって！蓋開けたらなんだ、この間のはよ！ちゃんと言っとけコノヤロー！俺は許さねぇぞ！」
　
渡辺「石井、フジイ、もう1回やるぞ、オラ！次、絶対倒してやるからな！」
ファレ「マッテマ、トンガ!!」
※三上、高橋はノーコメント