3日連続で同一カードとなった8人タッグマッチ。9月19日神戸で行なわれる真壁vsアーチャー、井上vs鈴木、9月11日後楽園ホールで行なわれるIWGP Jr.タッグ選手権試合・デヴィット＆田口vsTAKA＆タイチのトリプル前哨戦。
　
　デヴィットとタイチの先発で試合開始。またもやタイチが不意打ちを仕掛けるが、デヴィットがすぐに逆水平チョップ、ドロップキックでお返し。さらに、田口との連携でタイチとTAKAを場外へ追いやり、田口がトペフェイント。そして、2人そろってセクシーアクションを披露し、大歓声を浴びた。
　真壁対アーチャーの場面。ショルダータックル合戦から、アーチャーがフロントハイキック。さらに、シットダウン式チョークスラムで真壁を後退させた。
　井上対鈴木の場面。井上がエルボーを連射すると、鈴木が笑いながら「どうした？ テメェ、来いよ！」と挑発。そして、エルボーをお返しして行くが、井上がさらに連打で押し込む。しかし、鈴木はカウンターキチンシンクですぐに反撃し、井上を場外へ放り捨てる。すると、タイチが鉄柵攻撃＆イス攻撃を食らわせ、井上の動きがストップしてしまう。
　ここから鈴木軍の標的にされ、長時間の劣勢を強いられた井上は、アーチャーの串刺し攻撃をかわしてコーナーへ激突させ、ようやく仲間のもとへ帰還。
　替わった真壁は、アーチャーをパンチでコーナーへ追い詰め、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドと得意技を連発。これに対してアーチャーは、カウンターフロントハイキック、バックドロップ、ギロチンドロップで逆襲。だが、フロントハイキックをかわした真壁が、左のラリアットでアーチャーに報復した。
　デヴィット対タイチの場面。デヴィット＆田口対タイチ＆TAKAという形になり、デヴィットと田口が回転エビ固めをすり抜け、低空ドロップキックを同時発射。そして、交互の踏み台攻撃で追い討ちをかけ、タイチを捕まえてブラックサンデーV2の体勢に入る。
　しかし、TAKAがカットに入り、タイチとのダブルトラースキックをデヴィットにお見舞い。だが、デヴィットはタイチとTAKAを同士討ちにし、井上とタッチ。
　井上は、スタガリンブローでタイチに追撃し、TAKAをボディスラムで投げ捨て、ロープへ走る。しかし、控えの鈴木が背中を蹴って妨害。これで鈴木組のトレイン攻撃となり、タイチの串刺しアックスボンバー、TAKAの串刺しニーアタック、鈴木の張り手、アーチャーのフロントハイキックが連続で井上へ炸裂。さらに、鈴木がスリーパーホールドで追撃し、タイチが側頭部にキックをお見舞い。
　ここで田口が、ミサイルキックでタイチを吹き飛ばすが、鈴木がスリーパーホールドで井上を捕獲。そして、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るものの、真壁がラリアットで妨害。その真壁をアーチャーがフロントハイキックで蹴散らすと、タイチは腕をブンブンと振り回し、アックスボンバーを発射。だが、井上が2度に渡って回避し、カウンターのスピアー・オブ・ジャスティスで勝利を収めた。
　
　試合後、鈴木はセコンドの渡辺を殴り倒し、ウサを晴らした。

真壁「オイ！ オマエら、もう一言だけ言ってやる！ 聞き逃すんじゃねぇぞ、コノヤロー！ ランス・アーチャーだか、アートネーチャーだかわかんねぇけどな、テメーの化けの皮、ひっぺがしてやっからよ！ オイ、覚悟しとけよ！ アートネーチャーよ！」
井上「見ての通りだ。どっちのチームが勢いがあって、どっちが勝ってんだ？ 俺たちのチームだ。鈴木、俺はおまえに必ずスピアーを突き刺してやる。おまえのその口をな、スピアーで封じてやる」
田口「なに？ アートネーチャー？ なに？ 秩父サブレ？」
デヴィット「オイシーデスネ」
田口「おいしーですね。一家に一つ、秩父サブレ、好評発売中です。なに！ Apolloいくつだっけ？ ハウマッチ・アポロ？ トゥエンティトゥ？」
デヴィット「ゴーゴー」
田口「22じゃないよ、55だよ。33足りないよ。秩父サブレ、よろしくお願いします」

タイチ「オイ、Apollo22だな、今日で。あと1勝でゼロだ。後楽園で終わりだ。俺のアックスボンバーが火を噴いたとき、おまえらはApollo00だ」
TAKA「カウントダウン始まってんだよ。後楽園まであと2日、Apollo5、4、3、2まで来たぞ」
アーチャー「何が起こった?! おまえ知ってんだろ？」
タイチ「アイ・ドント・ノー！」
アーチャー「おまえが獲られたのか？」
タイチ「○ット、レフェリー」
アーチャー「おまえが獲られたのか？」
TAKA「レフェリー、フ○ックアップ！」
アーチャー「フ○ック！ 毎回オマエらだ。俺たちは獲られてないんだ。○ットレフェリーじゃねぇよ。俺たちは誰でも殺すことが出来るんだぞ。俺はランス・アーチャー、アメリカン・サイコ！ オマエを震え上がらせてやる！」
タイチ「オイ、こいつキレたら終わりだぞ」
TAKA「地球危ないぞ、なくなるぞ。アポロカウントダウン、あと一つ二つで終わりだ。前哨戦？ そんなのどうでもいいんだよ、後楽園ホールで勝てばいいんだよ。いよいよ俺たちのとっておきの秘策が爆発する！ イッツ・マイ・○ァッキン・ビジネス！」
※鈴木はノーコメント