BEST OF THE SUPER Jr.XVIII 〜Bring it on!〜

日時: 2011年5月28日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 東京・ディファ有明
観衆: 900人（満員）

第7試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. Ｘ VIII」Aブロック公式戦

プリンス・デヴィット
TJP

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　デヴィットが腕を取ると、TJPが側転で脱出し、ドロップキックをお見舞い。そこから両者は激しいロープワークで交錯し、デヴィットがTJPを場外に追いやる。そしてロープへ走るものの、素早くリングへ戻ったTJPが低空ドロップキックで逆襲。
　それでもデヴィットはTJPをロープに振るが、TJPは619の要領でトップロープとセカンドロープの間に急停止。そして、突進して来たデヴィットを場外に追い込み、トペスイシーダをお見舞い。
　リングに戻ったTJPは、滞空式ブレーンバスターで追い討ちをかけ、コーナーでミドルキック連射。そして反対側のコーナーへ走るものの、デヴィットが追走式ドロップキックで逆襲。
　しかしTJPは、ファイヤーマンズキャリーの体勢からデヴィットを空中へ投げ、オーバーヘッドキックを発射。だが、デヴィットは突進して来たTJPの攻撃をかわして場外へ追いやり、ノータッチトペコンヒーロで反撃。リングに戻ると、ミサイルキックで追い討ちをかける。
　苦しいTJPは、ドリームキャストをかわし、トラースキックをヒットさせる。しかし、デヴィットもすぐさまオーバーヘッドキックでお返し。だが、TJPはネックブリーカーでデヴィットを倒し、450°スプラッシュを予告。これはデヴィットがかわすが、TJPは安全に着地して串刺し低空ドロップキックをヒットさせる。
　続いてTJPは、バク宙式のリバースDDTでデヴィットを叩きつけ、今度こそ450°スプラッシュ。だが、かわして自爆させたデヴィットが、背中へのダイビングフットスタンプで反撃。そして、ドリームキャストからブラディサンデーに繋ぎ、リーグ戦初勝利をあげた。

COMMENT

デヴィット「今日で2戦目。ＴＪＰは凄く才能がある選手だと思う。これから経験を積んだら恐ろしい選手になるだろう。でも、ボクはまだ負けるわけにはいかない。この先、一点も落とすわけにはいかない。チャンピオンとして勝ち抜いていきたい。今日は新日本ファンが満足できるような試合ができたんじゃないかな？　明日のハヤト戦、ボクは初めて闘う選手。今日の第一試合のハヤトの試合も見たんだけど、彼は知能派……クレバーな選手だと思う。これから休養をとり、明日はハヤト戦に全精力をかたむけたい」
　　
TJP「プリンス・デヴィットは、今までIWGP（ジュニアヘビー）のベルトを防衛しているチャンピオンだけあって、本当に強かった。今日俺は2つの望みを胸に抱いて、試合に臨んでいたんだ。１つはこのシリーズ『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝すること。もう1つは今日の相手、プリンス・デヴィットに勝つこと。今日はそのうち１つしくじっただけだ。まだ終わっていない。これから『Super Jr.』で優勝する希望は絶対に捨てない」
　