Ｃｉｒｃｕｉｔ２０１０ＮＥＷＪＡＰＡＮＡＬＩＶＥ

日時: 2010年11月29日(月) 18:00開場　18:30開始
会場: 山口・バタフライアリーナ（柳井市体育館）

第3試合 20分1本勝負

田口隆祐
デイビー・リチャーズ

プリンス・デヴィット
飯塚高史

境界線

11分14秒　反則

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

ゴングを待たずに飯塚組が奇襲を仕掛け、場外戦でデヴィットと田口をいたぶる。そこからリチャーズが、田口をリングに押し込んで追撃。だが、田口はリープフロッグからのチキンウィングアームロックで逆襲。
　田口が、リチャーズの腕を極めたまま戻ると、スイッチしたデヴィットも腕殺しを続行。そして2人は、クイックタッチを駆使してリチャーズの腕に集中砲火を浴びせ、カットに入った飯塚をことごとく蹴散らす。
　その後、田口が膝への低空ドロップキックで飯塚を倒し、デヴィットが顔面への低空ドロップキックで追撃。そして、田口のトペフェイントからApollo 55が揃ってセクシーポーズを決めるが、リチャーズが背後から襲撃。これでデヴィットが分断され、長時間のローンバトルを強いられる。
　そんな中、ロープに走ったデヴィットを、控えの飯塚が背後から羽交い絞めにする。
しかしデヴィットは、突進して来たリチャーズをキックで迎撃。そして、モンキーフリップで投げ飛ばして飯塚に激突させる。
　これでようやく選手交替となり、田口がリチャーズを低空ドロップキックでダウンさせ、ラ・マヒストラル。これを返されると、どどんの体勢に入るものの、リチャーズが前方回転エビ固めに切り返す。
　ここで飯塚も乱入して合体攻撃を狙うが、田口が回避。飯塚をコーナーに追い込むと、田口が串刺しドロップキック、デヴィットがエプロンからの延髄斬りで挟み撃ち。
　さらに田口とデヴィットは、踏み台攻撃でリチャーズに追い討ちをかける。ところが、その直後にアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備した飯塚が乱入。田口とデヴィットを地獄突きでKOしてしまい、突然の試合終了となった。
　
　試合後、リチャーズがデヴィットにシャープシューターを極めて絞り上げる。さらにリチャーズは、本部席に保管してあったIWGP Jr.ヘビー級ベルトを強奪し、リング中央で掲げる。これで大ブーイングを浴びたリチャーズは、ベルトを放り捨ててふてぶてしく退場した。

COMMENT

リチャーズ「IWGPのベルトも、もうじき俺のものだな。（12/11）大阪が来るまでせいぜい拝んどけ。俺がお前から奪ってやるよ」
　
デヴィット「毎日毎日リチャーズにやられちゃってるね。大阪ではこの借りを必ず返して見せるよ」
田口「（デヴィットは）タイトルマッチまでこれ以上落ちることはないんだから。必ず防衛できると信じて僕らはやってますんで、ファンの皆さんも僕らを信じて、デヴィちゃんを信じて応援して下さい」