Circuit2009 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2009年9月22日(火) 17:30開場　18:00開始
会場: 徳島・徳島市立体育館
観衆: 900

第1試合 20分1本勝負

AKIRA
吉橋伸雄

金本浩二
タイチ

境界線

11分27秒　ムササビプレス→エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

金本が吉橋を指名して試合開始。吉橋のタックルを切った金本が腕ひしぎ逆十字固めを極めると、タイチがカットに入った。
　タイチ対AKIRAの攻防のあと、再び金本対吉橋となり、金本が強烈なキックを何発も叩き込んで吉橋を痛めつける。
　金本がAKIRAにスイッチしたところで5分経過。AKIRAが吉橋を逆エビ固めに捕らえると、乱入した金本がその背中を蹴りまくる。
　吉橋はそのまま捕まり続け、金本の顔面ウォッシュの餌食となる。しかし、カウンタードロップキックで金本に反撃してタイチにタッチ。
　タイチは、金本にローリングソバットを浴びせ、AKIRAをハイキックで蹴散らす。そして、ドロップキックで金本に追撃して、バックに回る。これを切り返した金本がアンクルホールドを極めるものの、吉橋がカット。
　するとタイチは、金本の串刺し攻撃をかわし、背中にキック。そしてスイングDDTで反撃。対する金本はタイチの蹴り脚をキャッチしてドラゴンスクリュー。
　AKIRA対タイチの場面。AKIRAがタイチにフライングラリアットを浴びせ、コーナー最上段からムササビプレスでダイブ。しかし、タイチは両ヒザでガードして、ニーリフトで逆襲。
　AKIRA対吉橋となり、吉橋が串刺しジャンピングエルボーからヘッドハンター。一方のAKIRAはカウンター延髄斬りで反撃するが、乱入したタイチがトラースキックで援護射撃。すかさず吉橋がスクールボーイで丸め込む。
　これを跳ね返したAKIRAは、カウンタードロップキックで反撃。すると金本が、ひざまずいた吉橋の側頭部へキック。最後はAKIRAがムササビプレスを命中させ、勝負を決めた。

COMMENT

金本「吉橋がね、やっぱり新日本のヤングライオンなので、レスリングは出来るのかも分からないけど。ちょっと角度を変えてきて、自分が得意とする打撃に入っていったけど、対処法は同じや。岡田しかり、平澤しかり、全部が一緒。そういう練習は好きでやる奴もいるし、やらない奴もいる。でも、それに対して対応できる選手が相手なら、練習になんないかも分からない。こっちは全部できるやん。だから、まだまだかなと思ったけど。でも途中、吉橋がエルボーをかましていったらやり返してきて。最後の最後にアイツ、(顔面に)張り手がきましたからね。誰様に張り手やっとんや (笑)。あの気持ちは買いだな、岡田も一緒、平澤も一緒、その気持ちが大事。試合の形うんぬんよりも、やっぱり気持ち。新日本のヤングライオンであるからには、気持ちが一番やな。まぁ、完勝ですかね。タイチも怪我をしてるし、俺も怪我をしてる。AKIRAも少なからず怪我をしてると思うけど、どう？これみんな怪我人同士の闘いと思えるか？凄いやろ。まぁ、当たり前やけど、素晴らしいと思うよ」
※AKIRAはノーコメント
　
タイチ「俺ら若い奴らが、あのオッサン2人に劣ってるのはキャリアだけ。それだけですよ。俺と吉橋だって全然差が無いですよ。吉橋もジュニアの中に入ってきてもらって、あのオッサンたちに引退してもらわないと。俺ら若い奴らで盛り上げないと。とりあえず、俺はこうやって毎日シングルとかタッグとか違う奴と組んでますけど、ミラノが帰ってくるまで1人でユニオーネを守り通して。ミラノが安心して帰ってこれる環境を作って、待っていたいと思いますよ」
※吉橋はノーコメント