PREMIUM
- 日時
- 2008年8月30日(土) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1500
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第1試合 20分1本勝負
PREMIUM. SUPER-J -乱舞 ranbu--
日高郁人
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GENTARO
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大石真翔
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藤田峰雄
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MIKAMI
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稔
レフェリー|笹崎勝己 -
MATCH REPORT
蝶野「アイアムチョーノ! 今日で第3回目のPREMIUM。団体の垣根をはずすという事で今回もたくさんの選手達が参加してくれています。そういう中で今回はJr.の選手が多数参加してくれているという形で。指揮を取ってもらっているミスターライガー、どうぞ」
ここで呼び込まれたライガーが登場し、「ご来場の皆さん、こんばんは。今回からJr.の試合がこのPREMIUMのリングで行なわれます。今回は3試合ですが、次回、その次と目指すはJ-CUPと思っておりますので。応援よろしくお願いします」とコメント。
続いて、蝶野が今大会より導入される“プレミアムルール”について改めてコメント。レフェリー団と一致団結し、ルール面の整備を徹底する事を掲げた。最後は、「オーケー。PREMIUM 3スタート!」と、蝶野自ら開戦の号令。
「PREMIUM.SUPER-J」は、稔と日高の「格闘探偵団バトラーツ」先輩後輩対決でスタート。華麗に飛びかうグラウンドでの攻防から稔がドロップキックで先制する。
MIKAMI対藤田となり、ロープワークからMIKAMIがドロップキック、619。リング下から日高、大石がリング上の藤田へドロップキックのサンドイッチ攻撃。スイッチした大石が絶品(ムーンサルト)でダイブ。
藤田はロープワークから大石にフランケンシュタイナーホイップ。場外エスケープした大石を、ノータッチのトペコンヒーロで追撃する。大石は「助けてー!」 と叫びながらも、ここから掴まる時間が続く。稔は「ブレーンバスター!」とアピールし、ブレーンバスター。2連発で投げた後、逆片エビ固めで捕獲する。
日高がカットすると、大石は藤田にカウンターのドロップキックを命中させ、なおも向かってくる藤田に突進してMIKAMIのもとへ。
MIKAMIは藤田にミサイルキック。スイッチした稔はスピーディーなロープワークからMIKAMIにドロップキック。さらにMIKAMIの619をキャッチし、ドロップキックでリング下に落とす。
すると、ここで両陣営が飛び出し、稔が大石にバックドロップ。MIKAMIは稔を笹崎レフェリーに衝突させて、延髄斬り。笹崎レフェリーがダウンする中、ラダーを持ち出して上る。すると稔は起き上がって、ラダー上のMIKAMIをブレーンバスターでリングに投げる。
今度は稔がラダーに上ると、大石が反対側から上ってエルボーで攻撃。稔がリング下に落ちると、MIKAMIは対角コーナーに畳んだラダーを立てかけて、稔 をそこへハンマースルー。急停止した稔目掛けてダッシュし、かわされるとラダーを駆け上がってムーンサルトアタック。しかし、稔はミドルキックで迎撃。ダ ウンするMIKAMIの上にラダーを置き、フットスタンプで急降下。MIKAMIは間一髪のところでこれを避ける。
日高対GENTAROとな り、張り手合戦からGENTAROがドロップキックを見舞えば、日高はフライングニールキックで応戦。さらに出てきた藤田を利用し、GENTAROへス テップDDT。だが、GENTAROもジャンピングエルボーアタックで反撃し、ラダーを立てて上る。すると、MIKAMIがラダー目掛けてドロップキッ ク。バランスを崩したGENTAROはリングへ転落。MIKAMIはラダーの頂上からスワントーン・ボム で急降下し、日高がジャックナイフ固めでGENTAROを押さえ込む。
これは稔がカットすると、GENTAROは野良犬ハイキックをブロック し、日高を強引に丸め込む。大石がこれをカットすると、GENTAROはトラースキックを放つ。すると、日高はこれをキャッチし、キック乱射から今度こそ 野良犬ハイキックを炸裂させ、GENTAROをピンフォールした。
COMMENT
大石「そんなに色々あるんですか」
日高「ホントは無いんだけどな」
大石「無いんだ!」
MIKAMI「大石がモタモタしているから、モタついちゃいましたね」
日高「そうだね」
大石「まぁいいよ。そんなん関係ねぇよ。関係ないですよ、MIKAMIさん?」
MIKAMI「関係ねぇことねぇよ」
大石「勝ちゃいいんですよ。勝ちましたもん。日高が勝ったんだよ」
MIKAMI「稔さんがこれ(ラダー)に興味を示してくれて、最後までこれでやってやるよってアピールしてたんで、またお願いしますよ。またやりたい」
日高「なんか試合としては、PREMIUMのJr.のオープニング(ということ)を意識しすぎたね。俺らだったらもっとピリッとした(試合をした)と思うんだけどね」
大石「また3人でやりましょうよ。どこにでも行きますよ」
日高「Jr.版のPREMIUMをもっと盛り上げていきたいんで、よろしくお願いします」
稔「(フォールを)返してるよ、あれ。今日来ている客、みんな分かってるよ。ギリギリ(カウント)3.2で返してるよ」
GENTARO「いや、それだと入ってるよ」
稔「あっ、入ってるか(と言い、先に控え室へ)」
GENTARO「3.6くらいで(フォールを)返せたと思ったんですよ。間に合わなかったな」
藤田「今日はGENTAROさんとか、向こうの大石とか、わりとやっている人が多くて、しかも6人タッグということで、まだまだ全然やり足りない。力を出し切ってない状態での負けなんで、もし次回も出させて頂けるのなら、もっと自分の力を発揮したいと思います」
GENTARO 「負けて言うのは何だけど、この第1試合の(自分以外の)5人全部と組んだり、当たったり、経験豊富なのは俺だけだと思うけど。我ながら顔が広いと思うん だけど、それがちょっと頭にあったから、(PREMIUMが)結構特別な舞台だということを忘れていたかもしれない。それが敗因かな。そもそも、ラダーな んか何であるんだよ、あそこに」
藤田「あれ、反則ですよね」
GENTARO「反則だよ。何であるんだよ。(MIKAMIの)反則負けだよな?」
藤田「“プレミアムルール”なら、あれを出した時点で反則だと思うので」
GENTARO「矛盾してるじゃん、プレミアムルール」
藤田「そう考えると、こっちの勝ちだったんじゃないですかね」
GENTARO「おう、そうだろ。まぁいいよ。日高っちに久しぶりにやられちまったけど、これが次のPREMIUMに繋がってくれればありがたいな」