メインイベント(第8試合)では『SJTL』公式戦として、アレックス・ゼイン&エル・リンダマン組(1勝0敗)と現IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組(1勝0敗)が激突。開幕戦で白星スタートに成功した両チームが、連勝を懸けて対峙する。
リンダマンはG-REXのベルトを手に花道を進む。Catch 2/2はベルトを携え、ギデオン・グレイに呼び込まれるかたちで入場。
先発はゼインとアキラ。ロックアップで組み合うと、ゼインはロープに押し込み、ニヤリと笑ってクリーンブレイク。
続くロックアップはアキラがすかし、ゼインを挑発。今度は手四つで組み合うと見せかけ、アキラがチョップ。そしてロープワークの攻防に移ると、アキラはティヘラ。
ゼインはこらえるも、技の読み合いからアキラはドロップキック。しかし、ゼインは強烈な逆水平チョップを食らわせ、アキラはたまらず場外へ。
次はリンダマンとTJPのマッチアップ。リストの取り合いから、アキラはコークスクリューヘッドシザーズでリンダマンをコントロール。
しかし、三発目はリンダマンが回避し、串刺し攻撃へ。これはTJPが逃れ、リンダマンをエプロンに追いやる。だが、リンダマンはトップロープ越えのフットスタンプをお見舞い。
ならばとTJPはブレーンバスターを狙うが、リンダマンは切り抜けて一本背負い。さらにDDTで突き刺し、助けに入ってきたアキラをボディスラムで、TJPの上に叩きつける。
リンダマンはTJPを引きずり起こし、腕を捕らえてゼインにスイッチ。ゼインもTJPの左腕をひねって攻め立てる。
続いてリンダマンもTJPの左腕を捕らえ、「立川! イタダキマ~ス!」と噛み付き攻撃。すると、ゼインも同じようにTJPの腕に噛み付く。
リンダマンは「まだまだいくぞ!」と、もう一度TJPの腕に噛み付き攻撃。さらにゼインにも、追撃の噛み付き攻撃を促す。だが、TJPは巧みに身体を入れ替え、ゼインは間違えてリンダマンの腕に噛み付いてしまう。
そして、アキラがドロップキックでゼインを場外に落とすと、TJPはコーナー最上段からダイビング・ボディプレスを炸裂。
ここからCatch 2/2は、リンダマンに連携の低空ドロップキック。そしてTJPはリンダマンにシャープシューター。そこからリバースインディアンデスロックに連携する。
ここでゼインがTJPに逆水平チョップをお見舞い。しかし、TJPがダウンすると、足を捕らえられた状態のリンダマンは悲痛な叫び声を上げる。
そして、TJPはその状態のまま、ゼインに変形のバックドロップ。リンダマンは足を押さえて悶絶。
スイッチしたアキラはリンダマンの後頭部にエルボーを連発。さらに強烈な逆水平チョップでリンダマンを吹っ飛ばすと、串刺しラリアットを炸裂。カバーはリンダマンがカウント2でキックアウト。
ここからCatch 2/2はリンダマンにダブルのマンハッタン・ドロップ。さらに河津落とし&ネックブリーカードロップ。カバーをリンダマンがカウント2で返すと、TJPはスリーパー。そしてチンロックを決める。
劣勢のリンダマンは串刺し攻撃へ。TJPはキックで切り抜けるも、リンダマンは「バカにしやがって!」と叫び、ロープを用いたネックブリーカードロップをお見舞い。
次はゼインが登場し、TJPをラリアットで場外に排除。そしてアキラにバハブラストを狙うも、アキラは回避。しかし、ゼインはグラウンドで上から打ち下ろすキック。続いて今度こそバハブラストを炸裂。
ゼインはアキラを引きずり起こし、パワーボムで持ち上げようとする。アキラがこらえると、ゼインは顔面に張り手。そしてロープに走るが、この動きの中でアキラはTJPにスイッチ。
そしてCatch 2/2はゼインにダブルのハンマースルーを狙う。ゼインは逆に二人を投げつけるも、Catch 2/2はダブルのドロップキックをヒット。
そしてCatch 2/2はゼインにダブルのブレーンバスターを狙う。だが、ゼインは逆に二人まとめてブレーンバスターで叩きつける。
スイッチしたリンダマンはTJPに強烈なエルボーを連発。TJPもエルボーを返し、ロープワークの攻防に移るとCatch 2/2がアリウープを炸裂。
続いてCatch 2/2はザ・リーニングタワーを狙うが、ゼインが妨害。しかし、アキラはゼインをはねのけ、Catch 2/2はリンダマンにダイビングフットスタンプ&ファイナルカットを炸裂。
そしてTJPはリンダマンにマンバスプラッシュを決めるが、カバーはゼインが必死にカット。するとアキラがゼインを場外に追いやる。
ここでCatch 2/2はリンダマンに2/2を狙うも、またもゼインがカット。しかし、TJPがゼインに延髄斬り。だが、リンダマンがTJPにローリングエルボーからエクスプロイダーを炸裂。
すると、アキラがリンダマンにハーフハッチスープレックス。さらにゼインに延髄斬りを決め、ロープへ。しかし、ゼインはハイアングルのパワーボムで切り返す。リング上は4人がダウン状態に。
ゼインはアキラをコーナー最上段に設置。そしてTJPの突進をかわすと、TJPを踏み台にトップロープ・ドラゴンラナをアキラにお見舞い。そしてTJPをバックドロップの体勢でアキラに叩きつける。
間髪入れず、リンダマンがTJPにジャーマンスープレックスを決めるが、TJPは必死にカウント2でキックアウト。するとリンダマンはアキラを場外に落とし、ゼインにスイッチしてから、アキラにノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。
リング上、ゼインはTJPにTACOドライバーを狙う。だが、TJPは回避し、ローリングソバット。そしてデトネーション・キックの体勢に入るが、リンダマンがカット。
するとTJPはリンダマンをスタンディングのドラゴンスリーパーで捕らえるも、リンダマンは後方回転して切り抜け、TJPのバックを取る。すかさずゼインがトラースキックを決め、その勢いでリンダマンはジャーマンスープレックス。さらにゼインがジャックナイフ式エビ固めを合わせるが、これはカウント2。
ならばとリンダマンはTJPを引きずり起こし、熊殺しを炸裂。そしてゼインは「イタダキマ~ス!」と叫び、とどめのシナモンツイストへ。しかし、アキラがTJPの足を引っ張って救出。そしてアキラはリンダマンを場外に排除すると、プランチャを炸裂。
リング上、TJPはゼインにトラースキック。しかし、ゼインもジャンピングニーからロープへ。するとアキラがキックで食い止める。
それでもゼインはラリアットでCatch 2/2を二人まとめて場外に排除しようとする。これをTJPは切り抜けて横入り式エビ固め。ゼインが返すと、TJPはローリングソバット。だが、ゼインはその蹴り足を捕らえてTACOドライバーの体勢に。しかし、TJPは丸め込みで切り返し、電光石火の3カウントを奪取した。