AUTUMN ACTION

日時: 2022年10月30日(日) 開場　9:00 (JST)開始
会場: アメリカ・Sam’s Town Live（ネバダ州ラスベガス）

第1試合 15分1本勝負

ケビン・ナイト
アリ・ダヴァリ

境界線

MATCH REPORT

　久々の参戦となったダヴァリが、新日本プロレスLA DOJOのナイトと一騎打ちで対決。
　
　試合開始直後、ナイトがヘッドロックで絞り、ショルダータックルでなぎ倒す。だが、ダヴァリは場外へエスケープして間を空け、ナイトの背中へハンマーブロー連打を浴びせる。
　するとナイトは、ニュートラルコーナーでフェイントをかけ、セカンドロープからのフライングボディアタックでダヴァリを押し潰す。そして、ドロップキックを放つも、ダヴァリが身を守り、ナイトを青コーナーへ叩きつける。
　それでもナイトは両脚を取りにいくが、ダヴァリが振り切って逆水平チョップを食らわせる。そして、ナイトの腕をトップロープへ打ちつけたのち、ニュートラルコーナー最上段からフライングボディアタックをお見舞い。
　さらにダヴァリは逆水平チョップを打ち込んでいくが、ナイトも同じ技で応戦。するとダヴァリは前方回転エビ固めを繰り出すが、ナイトが切り返して今度こそ逆エビ固めを極める。だが、ダヴァリはすぐにロープエスケープ。
　しかし、ナイトが今度こそドロップキックを食らわせ、トーキック＆エルボースマッシュ連打、串刺しフライングボディアタック、ボディスラム、旋回式ボディプレス、カウンターニールキックと一気に畳みかける。
　次にナイトは逆エビ固めを狙うが、ダヴァリが抵抗して頭を殴り、ニュートラルコーナー最上段からジャンプする。しかし、ナイトが受け止め、再び逆エビ固めで捕獲。そして、逆片エビ固めへ移行するも、ダヴァリがロープへ手を伸ばす。
　さらにダヴァリは場外へ逃げ出し、ナイトのプランチャをかわして自爆させる。そして、ゴングを持ってリングへ入るが、レフェリーに没収されてしまう。
　その直後、内藤がスクールボーイで押さえ込み、返されたところでブレーンバスターの体勢に入る。だが、脱出したダヴァリが背後から突き飛ばし、レフェリーと衝突寸前にする。
　これでナイトが無防備になると、ダヴァリが後ろから急所を殴り、スクールボーイ（横入り式エビ固め）で3カウントを強奪した。
　
　
【試合後コメント】
　
ダヴァリ「俺が言ったとおりの結果だ。アリ・ダヴァリが新日本に戻ってきたぞ。トラストバスターズの新メンバーを探しに来たと言ったが、ケビン・ナイト、お前のことを言っているんだぞ。お前にとってのビッグチャンスで、俺にボストンクラブ（逆エビ固め）をかけてきやがった。数週間は腰が痛むだろうな。だが、お前は俺に勝つことができなかった。ベテランからヤングボーイに貴重なアドバイスを送ってやろう。ときには激しさよりも狡猾さが大切なときがあるんだよ。そのことを肝に銘じておけ」
　
　
※ナイトはノーコメント