Circuit2008 BEST OF THE SUPER Jr.XV 〜FLY HIGH 15th anniversary〜
- 日時
- 2008年6月14日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 茨城・霞ヶ浦文化体育館
- 観衆
- 1000
-
第6試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr. Aブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
田口はエプロンに上がってきたライガーをドロップキックで落とすも、続くプランチャは ライガーが素早くリングインしたため、エプロンに着地。ライガーは突進してきた田口を風車式バックブリーカーで捕らえ、場外へ逃げた田口に見せ付けるよう な腰振り。そして、スライディングキックを放ち、場外ボディスラム2連発を敢行する。
ライガーは風車式バックブリーカーからロメロスペシャル。 さらにコブラツイストと、田口の腰を集中砲火。ダウンカウントが入る状況の中、何とか立ち上がった田口は対角コーナーを駆け上がってのミサイルキックで反 撃。そして、ドロップキック、三角飛びプランチャ、ミサイルキックと飛び道具で応戦。さらに、スリーアミーゴからどどんの体勢に入る。後ろに下がってこれ を潰したライガーが突進してくると、田口はかわしてスクールボーイ。
キックアウトしたライガーは、掌底2連発から串刺し掌底、サンダーライガーボム。田口がカウント2で返すと、コーナー上での攻防で粘ったライガーが雪崩式フランケンシュタイナー。しかし、これは田口が回転エビ固めに切り返し、カウントは2。
先に立ち上がったライガーは掌底。だが、ダイビングボディプレスは田口の両膝が待っていた。田口は前落とし2連発から円盤中毒を発射。だが、フォールが遅 れたため、カウント3とならず。ここで田口がどどんの体勢に入ると、反応したライガーが田口のバックに回り込み、掟破りのどどん。
勢いづいたラ イガーは掌底からCTBを狙うが、田口は空中で1回転してライガーの後方に着地。どどんの体勢から素早く後方に投げ、タイガースープレックスホールドでラ イガーをピンフォール。「BEST OF THE SUPER Jr.XV」公式戦最終試合を制した田口が、4勝1敗でAブロック1位通過となった。
試合後、田口は、「よし、聞いてくれ。これでAブロック1位通過。田口隆祐が『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝する!」とマイクアピールし、堂々の優勝宣言。遂に4強が出揃った。
COMMENT
ライガー「あそこでタイガー(スープレックス)かよ。向こうは先の先を読んだの かな。(逆に)どどんを決めてやったけど、最後に来た時、丸めてやろうって作戦もあったんだ。後に投げられるとは思わなかった。不意を突かれました。 まぁ、やるだけはやったし、結果的に決勝戦へ上がれなかったけど、関係ないさ。体調はすこぶるいいし。劣っている部分はないと思う。ただ、裏の裏を今の若 いヤツは読んでいるからね。田口がいい事を言っていたよ、『ライガーは正統派だから』。俺は何だかんだ言って、真っ直ぐしか行けない。それでいいと思って いる。真っ直ぐ正面から行って、結果がどうなるかは知らん。来年も出るよ。来年のSUPER Jr.こそ優勝してみせるさ。こんなに優勝したいと思ったのは久しぶり。来年に向けて、練習から食事まで全てを変える。もう既に来年のSUPER Jr.は始まっているよ。明日、誰が優勝しようが俺には関係ない。それから1つ、新日本に言っとくぞ。優勝した人間がG1(CLIMAX)に出られます? ふざけんな! ヘビー級は、そんなトーナメントでもやってんのか? なぜJr.だけ、『優勝したから、はい、出ていいですよ』なんだ? 俺らは普段から、しんどい思いしながらデカい人間だろうが何だろうが、ぶつかって行ってんだよ! Jr.を格下だと思ってんのか、このボケが! それだけ、俺は言いたかったんだ。そういう条件がつくのなら来年、是が非でも優勝して思いっきり蹴飛ばしてやるよ。それがJr.の誇りだ!!」