Circuit2008 BEST OF THE SUPER Jr.XV 〜FLY HIGH 15th anniversary〜
- 日時
- 2008年6月4日(水) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 富山・富山産業展示館・テクノホール
- 観衆
- 1000
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第7試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr. Bブロック公式戦-
AKIRA
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金本 浩二
- (2勝1敗=4点)
- (1勝1敗=2点)
レフェリー|レッドシューズ海野 -
MATCH REPORT
金本の脚へ串刺しドロップキックをヒットさせたAKIRA。場外の鉄柵に金本を激突させ、客席へと雪崩れ込ませる。金本は、AKIRAのハンマースルーを返して逆に鉄柱へお返しするが、その直後に放ったハイキックをかわされ、鉄柱を蹴って自爆してしまう。
これで脚にダメージを負った金本に対し、AKIRAはストンピング連打や足4の字固め。コーナーに逆さ吊りにし、脚へ串刺しドロップキック。
その後、AKIRAに再び足4の字固めで捕らえられた金本は、AKIRAの足首を腕で引っ張り、技を極められながらも抵抗。そして、コーナー最上段に立っ たAKIRAを転落させ、キックのラッシュからの顔面への飛び膝蹴り、顔面ウォッシュ、ローリングセントーンと、得意の流れに持ち込み反撃する。
だが、AKIRAもロープワークで金本の攻撃をかいくぐり、フライングラリアット。そしてミサイルキックからムササビプレスでカウント3を迫り、金本に試合の主導権を譲らない。
エルボー合戦を繰り広げる中、金本はスピンキックでAKIRAを怯ませ、アンクルホールドへ。AKIRAは下からの蹴りや延髄斬りなどで何度も脱出を試みるが、金本はそれを許さず、AKIRAの足首に大ダメージを与える。
金本にカウンターのフロントスープレックスで投げられたAKIRAだったが、すぐに立ち上がりドロップキックで応戦。そして、今宵2発目のムササビプレス でダイブするが、金本は両膝を立てて迎撃し、ファルコンアロー。そして、ローキックからアンクルホールドへ。AKIRAがこれを切り返してオールド・ボー イを狙ってくると、丸め込んで阻止。カウント2で返したAKIRAの側頭部を蹴り飛ばす。
背後を取られたAKIRAは、金本の足を取ってマット へ倒し、オールド・ボーイへ。金本がロープに手を伸ばしてエスケープを狙うと、マット中央に引き戻し、改めて絞り上げる。なんとかロープへ逃れた金本は、 AKIRAと張り手合戦を展開。その場面で金本がローキックを連打すると、AKIRAは金本の足へナックルを連打して対抗。
共にマットに両膝を ついてエルボーを打ち合う中、金本はAKIRAにスモールパッケージホールド。これをクリアされると、飛び膝蹴りからファルコンアローを狙うが、 AKIRAは背後に着地しスクールボーイへ。金本がカウント2でキックアウトすると、間髪入れずにグローイングアップで電光石火の3カウントを奪取。 AKIRAが勝利した。
試合後、納得のいかない金本は、ボロボロになりながらも勝利をアピールするAKIRAにローキックを浴びせ、悔しそうな表情を浮かべながら退場していった。
COMMENT
金本「やられたけど、悲 観的にはなってない。この1敗、全然あせってないから、俺は。やっぱり野上彰、俺の大先輩だけあってすごいな。あれだけ(技を)よう耐えるわ、アイツ。だ けどよ、俺も大したもんやろ? あの野郎の攻撃、耐えてんやから。俺は1つの大事なモノがあれば、それに向かって元気に頑張れるから。(自分も)輝く元気なモノでやりたいな。やられても やられても立ち向かって行く。その姿でやりたいな。『負けたから次を見ろ?』 俺はそんなこと言いたくない。内容重視して、結果を伴わせて、それこそナンバー1やから。まぁ、これだけは言えるよ。大したもんやわ、アイツ」