Circuit2008 BEST OF THE SUPER Jr.XV 〜FLY HIGH 15th anniversary〜

日時: 2008年6月4日(水) 18:00開場　18:30開始
会場: 富山・富山産業展示館・テクノホール
観衆: 1000

第4試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr. Aブロック公式戦

獣神サンダー・ライガー
裕次郎

境界線

（1勝1敗=2点）
（1敗=0点）

09分57秒　垂直落下式ブレーンバスター→体固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

ライガーは、突進してきた裕次郎をいなし、場外へ転落させてスライディングキック。場外戦で十分に痛めつけて、裕次郎をリングに戻すと、キチンシンクや串刺しランニング掌底で攻め立てる。
　そして、ライガーはダイビングボディプレスで裕次郎をカバー。カウント2で肩を上げた裕次郎は、カウンターの水車落としを皮切りに反撃を開始。
　コブラツイストの構えからライガーを持ち上げた裕次郎は、マットへ叩きつけてフォールへ。カウント2で返されると、そのままライガーを強引に持ち上げ、アバランシュホールドをお見舞い。さらに、スライディング式のラリアットをヒットさせて、勢いに乗る。
　勝負に出た裕次郎はインカレスラムの体勢。これを阻止したライガーは、ランニング掌底を打つが、裕次郎は両手で受け止めてバックドロップ。そして、ムーンサルトプレスでダイブ。しかし、ライガーの両膝で迎撃され、不発に終わる。
　それでも裕次郎は、ライガーのブレーンバスターをスモールパッケージホールドで切り返して食らいつく。だが、ライガーはキチンシンク、パワーボムと畳み掛け、最後は垂直落下式ブレーンバスター。この1撃で裕次郎を沈め、勝利を収めた。

COMMENT

ライガー「裕次郎は、Jr.の中ではパワーでガンガンくるタイプなんで、俺としても真正面から行けた。ただ、出鼻をくじかれてムキになったのも事実。まぁ、いい選手ですよ。このまま伸びれば面白い。だが、まだまだ道を空けるつもりはないし、立ちふさがるつもり。内藤も、俺に対して『（ライガーは）“上目線”でコメントを出す』って言ってたけども、実績を踏まえての“上目線”なんで、文句は言わせない。俺は常に“上目線”でヤツらに対して物を言う。コンディションにしても、全ての面において管理できている。それがプロだ。だから、俺は言わせてもらう。リーグ戦は始まったばかり。1勝1敗。このまま勝ちを重ねていけば、自然と決勝に出られるんで、応援よろしく」

裕次郎「SUPER Jr.、これからだよ。ライガー相手にちょうどいいウォーミングアップが終わったよ。（『ライガーとの差は？』）そんなの知らない。ライガーとの差を縮めようと思って、毎日、毎日、練習しているわけじゃないから。ライガーはキャリアが上かもしれないけど、そんなすぐ上は目指してないから。そんな手の届く上を目指してねぇんだよ。もっと上だよ。手が届かない所。まったくな。ジャンプしてもよ、ハシゴ使ってもよ、手が届かない上を、俺と内藤は目指しているから」